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遊園地で起きた話  作者: 華川 奏
ウワサ5 ドリームキャッスル
18/25

ドリームキャッスル・入城

 フォンとの追いかけっこが終わったモナカは、自分の領域で準備をしていた。

「全く・・・フォンったら、許せないわ~。アタシのどこがオカマなのか教えてほしいわね!」

 確かに、男の恰好より女の恰好の方が好きだけど!そう言いながら道具をあさって、セッティングをしていた。

「みんなは姿見せていないみたいだけど、アタシはミクちゃんにかわいいって言ってもらいたいわ!かわいいって言ってもらうまで今日は返さないから!」

 そういって、今回使うものを見つけたモナカは、にやりと笑って、別の部屋へ設置した。

「これで完璧ね♡」

 そういって、不気味に笑っていた。


_ミラーハウス前_

『お疲れ・・・今回から・・・俺に戻る・・・』

『あれ!?カイトいつ戻ってきてたの?』

『さっき・・・?』

 どうやら、他のメンバーはカイトが戻ってきたのに気づかなかったらしく、ものすごく驚いている。

『次は・・・メインのお城・・・ドリームキャッスル・・・』

『場所は更新されていますので、また迷子にならないよう、気をつけてくださいね』

 さすがにそこは迷うことはないだろう。ドリームキャッスルはミラーハウスから見てもわかるほどに大きい。今見えているのは、観覧車とドリームキャッスル、あとはジェットコースターだ。

『それじゃあ、気をつけて行ってらっしゃい』

「うん。行ってきます」


 ドリームキャッスルにたどり着いたミクであるが、ここまで来るのに十分もかかってしまった。普通なら五分で着く距離であるのだが、ミクの方向音痴度をなめてはいけない。

 真っすぐ歩いていれば着くかと思いきや、行き止まりになっていたり、曲がるところを間違えて遠回りしていたり。あと、物にもけっこうぶつかった。その度に調整室では笑いが生じていたのだが、放送のスイッチが切れていたため、ミクはそのことを知らない。


「やっと・・・たどりついた・・・」

「あらいらっしゃい!ドリームキャッスルへようこそ」

 いきなり声をかけられて驚いたミクは、顔を上げていた。そこには昔の花魁風の着物を着た美女が立っていた。その人はモナカであるが当然、ミクが気づくはずもない。

「キレイ・・・」

「あら~嬉しいこと行ってくれるわね!とりあえず、こちらへどうぞ」

 そういって、ドリームキャッスルの中に入っていった。


_調整室_

「アのオカマも、なカなか質が悪イデス。ミクがかわいそうスギて泣けテくるデスネ」

「しかも油断のさせ方がえげつない」

「確か・・・ドリームキャッスルの噂って、拷問部屋じゃ・・・」

 ドリームキャッスルの噂。それは地下に拷問部屋があるというもの。

「今回ばかりは無事ではすみそうにないですよ?」

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