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親父さん帰還

PV3000人、ユニーク1000人超えました。

読んで頂き、感謝します。

翌、三日。

もう夕方なので三が日も終わり。

昨日、親父さんが『勢い余まくって』あっち側に行ってしまった。

ちゃんと帰って来るんだろうな、だとか無双やらかさないだろうな、だとか要らん心配なんぞしている。

が、心配して何かが変わるというのであれば、幾らでも心配しちゃる。

親父さんの事だからきっと「『いやー楽しかったぜぇ』なんて・・・・」



「いやー楽しかったぜぇ」

がっはっはと笑いながら親父さんがそこに居た。



まんま言ってるしーーー。

どゆこと?

今日まで休みだから『閉店時はあっちと繋がっている』という前提であれば、往来は可能なんだろう。

いや、よくわかんないんだけど。

とにかく、帰ってきた事には間違いない。

すげーぞこの親父、異世界との往復を『地球人として』初めて行った人なんだから。

本人はあんまり気にして無さそうな感じに見えるけど。


「とりあえずは、『おかえりなさい』ってとこですかね」

「おー、ただいま」

なんだか、ずーっと楽しそうな顔をしている。

あっち側に行けた事が楽しいのか、向こうでの内容が楽しかったのか・・・。

「『あっち側』どうでした?」

「いやー面白かった。剣と魔法は聞いていたから分っていたつもりだったが、まぁ凄い事凄い事・・・」


剣と魔法の世界なのは間違いなく、それと中世レベルの文化。

大体は前に推測したのと間違ってはいなかったようだ。

行けるかどうかは一か八かといったところだったそうで、ダメなら弾かれるんだろうなぁという程度にしか考えてなかったらしい。

で、行けたのでとりあえず一泊し翌朝に街中を案内してもらって、ちょっとだけ外にも行ってみたそうだ。

タイミング良く (?)モンスターが来て戦闘になり、貸してもらったショートソードでトドメを刺したという。

ちなみにモンスターは暴れ兎だったとか。

額に三日月の切り傷でもあったんかね?


あんまり長居すると帰れなくなっても困るので、今回は大人しく帰って来たという事だそうだ。

三が日過ぎたら営業時間は通常になるから、開店前か閉店後じゃないと繋がらなくなる・・・・のかな?

で、ここからは昨日の続きだがドアを開けっ放しにすればその間は通れるんじゃないかと思ってる。

ストッパー噛ませてとか、材木をだとか・・・。

あ、俺は怖いから行かないよ。店番もあるからね。

来てもらうのは幾らでも歓迎なんだけど、流石に行けないなぁ。

いつかは行ってみたいとは思ってる。でも今すぐという程ではない。

うーん、夏休みにちょいと遊びに行くとかそんな感じがいい。

のめり込むとヤバそうだもんなぁ。

そういう事で俺は暫くはあっち側には行きません。

変わりに親父さんがしょっちゅう行きそうだなぁ、あの様子だと・・・。

下手したら『店を畳んであっちとこっちを行ったり来たりする』とか言い出しそうで怖い。いや、確率がかなり高そうでイヤだ。


とりあえず、親父さんは帰っていった。

まだ話し足り無さそうに見えたが、そんなマシンガンみたいに一気に言われてもこっちの理解力が追いつかない。

なので明日以降にまた話を聞かせてもらう事にして帰らせた。

居座られて、また勢いであっちに行かれても困るし。


しかし、何故にウチの店の扉があっち側とリンクするようになったんだろうか?

現時点では『何も解らない』としか言えないからなぁ・・・。

はたして解る日が来るのだろうか・・・。

誤字脱字、意見感想何でもお待ちしています。

評価してもらえると書くスピードが上がったりするかもしれません。

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