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クリスマス

クリスマスイブの朝、8時から始まる情報発信番組のようなモノを観ていたら『ヤギが歌う曲』というのをやっていたので興味津々で観ていたら、そのまんまヤギが歌っていた。あれ絶対に志村も混じっていただろと思った。


今日はちょっとだけ早い18時閉店。

店は親に任せてとにかく配達をこなす。

居酒屋、飲み屋、水商売、個人宅とあらゆる場所に配達しまくった。

もちろん『お約束』としてサンタの格好で行った。

つい先日、某ピザ屋のデリバリーバイクに乗ったサンタが物凄いハングオンで交差点を曲がって行ったのを目撃した。

また別の日は同じピザ屋のがハングオンしていたのだが、交差点の中にあるマンホールで滑ったのか転倒してそのまま滑っていた。あーピザ屋怖い。

あ、もちろん僕は安全運転ですよ~(棒読み)。

プラス10キロまでしか出しませんからねぇ。

看板背負ってるので無理無茶な事は出来ません。

たま~に『〇〇株式会社』とかドアにあるのに物凄いスピードで飛ばしている営業車見るけど、アレは正直ダサイと思ってる。

なんでああも自分の首を絞めるような行為が平気で出来るのだろうかと。

良い大学行って良い成績取って良い会社入ったってさ『常識』とか『マナーやルール』を知らない・守れないのでは大人と言えないと思う。

まぁ、あくまでも個人的に思っている事だから他の人は分りませんけどね。

昼は某ハンバーガー屋のドライブスルーで。

ここのポテトが美味いんだ。ラードとか使ってないし。

夏でも冬でもコーヒーシェイク一択。これ以外ならそこらでお茶買った方が安いからこれのみ。


14時頃に帰宅。

多少遅くなったのはクリスマスで多少道が混んでるってのと顧客との会話かなぁ。

しょっちゅう頼む所はクリスマスだね~とかで頻度が少ないとこだと今年もお世話に~とか。

さらには途中のコンビニで頼んでいたケーキも持ってきたせい。

うちはみんな甘党だからケーキには―だけではないが―かなりうるさい。

やれあそこはイマイチだこれはボッタクリだのもう品評会なのかという位にうるさい。

俺ももれなくその一員だが親ほどではない・・・はず。

最近はコンビニ最大手のがハズレがないのでそこを選択している。

で、そこのケーキを一通り注文している。

えーと、確か15・・・・・・16個だ。

それだけの数を頼んでいるので配達が終わらないとケーキを積む場所が無い。なので時間がかかってしまうという事なのである。

選考基準は某パン屋のは除外し、基本コンビニオリジナルのを中心にコラボはOK、キャラものは無し。

某パン屋のを選択しない理由は『そのコンビニの努力を買いたい』という事で選んでいる。

で、その大量のケーキは店の裏にある業務用冷蔵庫にストックさせる。

自宅の冷蔵庫ではどんなに頑張っても物理的に不可能だ。


さて、本日の営業も終わりなので店仕舞い。

シャッターを下ろし外の灯りを消す。

さーて、メシだメシ。

今日の主食はケーキ。おかずもケーキ。つまみもケーキ。とにかくケーキ三昧な晩飯になる。たまに味を変えて唐揚げ。

これは近所にある『唐揚げ専門店』で買ってきたやつ。

この店が出来てからは他の唐揚げを食べられなくなってしまった程の味。

あ、飲み物は普通です。まぁシャンメリー程度はあるけどね。

米を食いたければパックのを勝手にレンチンして食えといった感じですわ。

とにかくこの二日間は基本ケーキが主食になる摩訶不思議な時期なんです。

でも、生まれた時からずーっとやってる事だからおかしいと思わない。

『我が家の風物詩』だという認識でやってる。

小学生の頃クリスマス会で『ケーキだけ』の話をしたら気味悪がられた。

一年に一度くらい好きなモンだけ食って何が悪いんじゃボケと喧嘩になった事もある。

で、その喧嘩のあとは『お互いにアレについては干渉しない』という協定が締結された。

クラスの女子には羨ましいと言われて翌年に参加させたが、翌日顔を合わせたら『ごめんなさい』と何故か謝られた。解せぬ。


ケーキと格闘する事数時間、半分にまで減った。残りは明日だ。

さて、風呂に入って・・・・と。

ふと壁掛け時計をみると22時。

もう流石に今日は来ないだろうな、と思いながら入浴。

10分もしないうちに「お客さんだぞー。あっち側からの」との声で慌てて溺れかける。

「あ、そうそう。あんま急いでないから大丈夫だとさ」

いやいや、そんな事言われてのんびり風呂入ってる奴ぁいないだろ。

さっさと服を着てドライヤーで髪を乾かす。


「いやーお待たせしてすいません」言いながら店に出る。

「よぉ、悪ぃな。こんな時間に」

「どーもどーも」

「おじさんこんばんわー」

おぅふ。なんつーメンバーだ。しかもお子様まで居るし。

「どうしたんですかこんな遅くに?」気持ち咎めるような視線を送る。

「いやな、ダチの子供がさバーニィなんだがこの魚肉そーせーじを見たことがあるって言うから詳しく訊いたらお前んとこ知ってるって言うし」

「おじちゃーん、ちょこ欲しいな~」

「僕もハチミツを切らしまして・・・」

三者三様好きな事を言っている。まぁそんなモンか。つい頬が緩む。

「なーんだ、スタインさんとバーニィは知り合いだったのか。なら今度はスタインさんが責任もって連れてきてくださいね」

「バーニィはそんなにチョコ気に入ったんだな?待ってろ、持ってくるからな」

「トムさん、お徳用の大きいサイズのありますけどそれが良いですかね」

ある意味いつも通りの感じで時間が過ぎていった。

ピザ屋と唐揚げ屋の件は事実です。

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