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閑話:暗躍
「やっぱり親方なら分かってくれると思った!」
「うむうむ、シャルのお嬢ちゃんは飛天族にしておくにはもったいないぐらいじゃ」
「うふふ、先生のお陰だよ」
二人の悪だくみは、アキラの預かり知らぬところで行われていた。
「ところで、その横の男は大丈夫か?」
「あ、うん。ほっといても大丈夫だと思うよ?」
「疑問分なんじゃが……」
「ちょっと前に先生を騙そうとした罰もあるからね」
アラヌスは全長四メートルのBAを運ばされ気絶していた。勿論、色香に惑わされた彼が悪いのではあるが。
「おう、そういや協会のグランドさんがコレを装備しろって注文も受けておってな」
「へぇ、あの人が。何の武器?」
「これじゃ」
シャルロットに黒いミサイルを見せる親方。それは不気味なミサイルだった。
「なんか、少し曲がってるんだね。これどうするの?」
「うむ。それなんじゃがの」
二人の悪だくみは深夜まで続き、アキラのBAは彼や街のハンター全てが口々にするほどの姿になってしまった。
不名誉なあだ名まで付けられるまでになった……。




