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親方は二度踊る

 三日後、俺は整備を頼んでいた工場に呼び出された。なぜかシャルもウキウキと付いてくる。


「何か楽しそうだなシャル」


「えへへ、先生とデートだからかも」


 俺の左腕をぎゅっと抱きしめて可愛いことを言うが、腕がちょっと痛い。


「BAを見るだけでデートなのか」


「乙女心が分かってないなぁ。女がデートって言ったらデートなの!」


 初めて会った時もトキメキポイントとか言ってたもんな。アホになったけど。


「そんなことより楽しみだね。どんな頭になってるかな」


「あれ?普通の頭にしてくれって言ったよな?」


「う、うん。そうそう忘れてた」


「目がじゃぶじゃぶ泳いでるぞ。もしかしてお前……」


「さ、さぁ先生早く行こう!」


 嫌な予感しかしねぇ……。







「おう、来たか。頼まれてたのは出来たぞい」


 そこに居たのは、ロックベルの親方だった。


「おうアキラ、久しぶりじゃな。会いたかったぞ」


 俺は二度と会いたくなかったです。というか親方がここに居るってことは……。


「あ、まさかテメェら!」


「シャルの嬢ちゃんに言われた通り、頭はこだわっちょいたぞ!」


 シャル!お前まさか俺のBAを売ったのか!


「というかどうやってここに来たおっさん!」


「私たちを運んでもらったみたいに、アシュリーさんに頼んできてもらったの」


 いたずらが成功したかのような満面の笑みで俺に爆弾を落とす。


「その凄く可愛い笑顔が素敵で騙されるかボケぇ!」


「えへへ、素敵って言われちゃった」


 そこに食いつくな。


「ほれ、イチャイチャしとらんとこれを見るんじゃ!」


 親方は俺らを無視して大きな布を取り外す。


 そこには、チョンマゲ頭のBAがあった……。


「シャルロットぉぉぉぉ!」


「カッコイイ!流石親方!」


「そうじゃろうそうじゃろう、ガッハッハッ!」


 ど、どこがカッコイイんだバカ野郎!


「顔の横がマシンガンになっておるんじゃ」


「きゃー!凄い!」


「しかも、このチョンマゲは一発限りじゃがミサイルになるんじゃ」


「もっと凄い!」


 凄くないです全然凄くないです。


「このミサイルはかなり強いんじゃが、問題が一つあってのぅ」


「親方が問題残したままの装備を?」


 シャル、流石の俺でも分かるぞ。


「うむ、撃った後、その、……な?」


「あー!……ちょっとカッコ悪いかも?」


 逆モヒカンですね分かません!


「しかしバズーカとマシンガン、それに後ろの腰にあるガトリングもあれば大体の敵は殲滅できるじゃろ」


「ということは、撃たない限りは大丈夫ってことだね!」


「そうじゃ、あとは操縦する者の腕次第じゃ!」


「先生なら大丈夫だね!」


 へへ、任せとけよ。湖で水着が待ってるしな!


「シャルロットさん」


「えへへ、先生褒めて?」






 誰が褒めるか!

今日はここまでになります。最近仕事が地獄もようです

こんな俺に感想や同情の評価をお待ちしております!

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