パーティーの連携
「明日から皆で賞金首を中心にエイリアンを退治する。これからはチームを纏めて一つのパーティーとする」
ルフが皆にパーティーを宣言する。
アシュリーさんに依頼したあと、今日も大事をとって休暇ということになった。
あれからエイリアン退治について話した。交代でやろうとか案もあったが、先日のように賞金首が複数現れると対処が出来ないから没になったが。
「アキラは貧弱だから後ろに下がっとけ」
「お前らが強すぎるだけです」
「先生はBA無いと死んじゃうもんねぇ」
「なら俺と一緒に拳でな」
「ワシのようにハンマーを使えばどうじゃ?」
「ええいお前ら喋るな!」
ルフが怒鳴る。好き勝手に喋ってるから収集が付かない。
なぜ合同パーティーで狩りをすることになったのか、説明しておこう。
勿論、借金のせいである。
「アキラー、私と結婚すれば借金返さなくて良いって言ったのにー」
シャラップ!ガキと結婚なんでしねぇよ!
「先生は私と結婚するのよ」
借金は泣いて土下座して、金貨五十枚にしてもらった。あれれ?それでも借りた金額の二倍以上あるぞ?ナンテコッタ。
「アキラはモテるなあ、羨ましいぜ」
ルフ、お前この前店員口説いてたじゃん。しかも成功してただろ。
「ではアキラ様、お嬢様とのご結婚はいつになさいますか?」
「やめテ!最後の良心であるカルロスまでアホの子にならないで!」
やばい、アホが増える。
「で、やっぱ賞金首を狩る方向でいいんだな?」
「ああ、頼む。流石にこれ以上借金は勘弁だ」
「昨日の金も借金で消えたみたいだしな。なら当分はここを拠点とするか」
「宿代も無いし酒も旨い、ここは最高じゃのぅ」
「我は温泉があればさらに良かったがな」
段々ただの雑談になってる。明日は大丈夫か?
「そっち行ったぞ!」
「任せておけ!偉大なるスヤァ」
「ゲンタの旦那ー!」
「ちょっと!これ以上四つ脚は出ないって言ったじゃない!」
「皆様!お嬢様が逃げようとなさってます!」
「私の刀の錆にしてくれる!」
てんやわんや。いやお前らこの前のアレはなんだったの。
うりゃぁ!という掛け声でハンマーを振るい、カンタが賞金首の一体を倒す。
「私の婚約記念に買ったマシンガンを喰らえー」
いつの間にか賞金首の後ろに回り込んでいたマリーが、狂言を吐きながらマシンガンを撃つ。
「自分で買って記念とかマジでやめろ!」
そういうのは相手に買ってもらって言うんだよ。
「効いてる効いてる!結婚マシンガン最高だな!」
「ルフのバカ野郎、俺はまだ独身だ!」
「お嬢様の何が悪いんだキーック!」
文句言いながら戦う筋肉はほっておこう。
最後の一体となった賞金首が倒れ、俺たちは勝利する。
のべ十体にもなる賞金首との連戦を終え、俺たちの連携は最高だと思えるほどになった。
「結婚は早いほうがいいわよ?」
重みがありますね?
感想、評価お待ちしております!お情けでもいいんで!




