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閑話:贅沢品
このままじゃダメだ。俺はそう決心した。このままじゃ俺の心は死ぬ……と。
「ということで、まともな飯が食べたいです!」
「まともな飯だぁ?何贅沢いってやがる」
「エイリアンが蔓延るこの世界でか?」
「アキラ様、例えばどのような物でしょうか」
「ご飯は美味しいよー?」
お前ら、芋虫のスープがおかしいと思わないか?
「肉を油で揚げるんだ!」
俺は唐揚げを求めた。
「油は超がつくほど高級品だぞ」
じゃあ俺が金を出すから作ってくれ!
「しかも油で揚げるだけじゃないだろ?」
「ああ、唐揚げが食べたいのか。アキラは贅沢であるな」
「知ってるなら誰か作ってくれ。金は出す!」
そういうとマリーが周りの黒服に作るよう命令した。
「アキラが唐揚げ?食べたいんだってー。作ってー」
「はっ!かしこまりました!」
やったぜぇ。ノーモア芋虫!
出てきたのは芋虫の唐揚げでした




