謝罪の価値は
悪夢を見て目が覚めたので頑張って書きます。きっと神様のお告げ。
次の日、俺は朝から女性陣に土下座の挨拶をかました。
「おふぁようごふぁいまふ!きほうはごふぇんまふぁい」
口も腫れてふざけた口調になったが、とりあえず反省の振りはしておく。
仲間が朝食を食べるべく食堂に集まったを見計らい、謝罪をする。昨日は晩飯抜きだったせいで、お腹がぐぅと鳴る。
「もう怒ってないからいいわよ。あと何言ってるか分からないわよ」
リリアが笑いながら俺の頬を突く。やめろ、まだ痛いんだぞ。
「アキラちゃん、今回は許してあげます!」
と、ムイムイちゃんは女神のような微笑みを浮かべ、俺を抱きしめる。
どうやら彼女の中で俺は弟になったらしい。
「先生はバカだねぇ。それとアタシは昨日も言ったけど買い物付き合ってね」
そう言いながら回復魔法を俺に掛けてくれたシャルはまじ女神、天使じゃなくて女神。
ルフとカンタは「人間なら子供にるとか店員が言ってたな、そういや」とか「ワシも子供になってみたかったのぅ」とかどうでも良さげである。
「それじゃ、今日はアキラ以外昨日と同じ自由行動で。夜には帰ってこいよ」
それぞれ朝食を食べ、自由行動へと移る。俺は朝飯すら抜きだったのは許されてない証拠では?
「先生、あそこでお茶しない?」
俺はシャルに手を繋がれて近くの店に入る。うむ、ケモミミの可愛い店員さん、俺はコーヒーとケーキを頼む。砂糖とミルクも頼むぞ!
「アタシも紅茶とケーキをお願い」
店員は俺がコーヒーを頼むを見て背伸びしてるんだなと言わんばかりの顔を向け、カウンターに帰っていく。いや、中身は成人してるんだぞと。
「で、先生。また色々教えて貰いたいな?」
やっぱり侍の話か。相変わらず興味深々だな。
「なら今回は宮本武蔵という、俺の世界に居た実在する剣豪の話をしてやろう」
俺とシャルは侍の話や、他愛もない話で盛り上がった。
「流石にそろそろ出よっか。流石にお邪魔だしね」
そうだな、昼近くまで居るのは迷惑だったな。スマン、可愛い店員さんよ。
二人で街を歩きつつ店を冷かし、気が付けばBAの修理工場を通りかかる。
すると中からドワーフの親方が出てきてシャルに話しかけてきた。
「お、シャルロットさんじゃったか。まだBAの修理は終わっておらんぞ?」
「いやいや、たまたま通りかかっただけだって。それより順調かな?」
「なら構わん。修理のメドは立っておる。それよりも、その子はシャルさんの子供かね?」
親方が俺の頭をグリグリ撫でる。この世界の住人は子供に甘いんだろうか。
「いやいや、これ昨日の人間のアキラだよ。温泉に入ったら子供になっちゃったんだって。その後アタシ達に子供の振りをしたまま一緒に混浴しちゃった」
ちょっと照れながら否定される。それとネタバラしはやめて!イタタタタ!親方痛い!
「あまりに迷惑かけるんじゃないぞ。依頼主とは言え人に迷惑を掛けるのは感心せんな」
「はい!ご忠告痛み入ります!」
フンと鼻息を吐いて、親方は俺の頭から手を放す。やっと頭の痛さから解放されたぞ。
親方ぁ!俺の頭はトマトじゃないぞぉ!
その後、親方に招待されて工場の中を見学し、前世の話にあるロボットの話をしたら親方はすごく感動していた。男の子はロマンが大事だよな。
次の日、修理工場の使いが来て修理が終わったと告げられる。
早すぎィ!?




