混浴のその先は
皆は夢見たことはあるんじゃないだろうか。『空を飛んでみたい』、あるいは『水の中で呼吸出来たら』と。
思春期になると『学校がテロリストに占拠されて俺が解決する』や、『学校一の美少女のあの子になぜか告白される』なんてことをだ。
そう、俺はそのさらに先をゆく『子供になって混浴する』を図らずとも手に入れたのだ。
手に入れたのだぁぁぁぁぁぁぁ!子供万歳!
しかし、しかしだ。このミッションは大変危険を伴う。場合によっては失敗するかもしれない。だが、諦められるか?否、否だ!
目の前の夢が叶うならば、死をも恐れない。それがハンターだ!
たとえその先に死が待ち受けるとしても……。
「うん、お母さんが一人で入ってきなさいって」
「そうなのね、分かったわ。良かったら一緒に入る?坊や」
俺はリリアを騙すことに成功した!
「ポックルのお姉ちゃんも一緒?」
「うん、もちろん!こんな弟欲しかったー!」
俺はムイムイちゃんを騙すことに成功した!
「綺麗な羽が生えたお姉ちゃんも一緒に入ろ?」
「うーん?まあいっか。アタシも一緒に入ってあげるね」
俺はシャルロットを騙すことに成功した!
俺は今初めてあの科学者に感謝したかもしれない。生き返っても許さねーけどな。
俺は心の中で叫んでいた。(何で水着やねん!温泉やったら裸やろ!?)
悲しいかな、こいつらの服を脱ぐと水着だった。どうやら夕方に買ってそのまま来たらしい。
しかし、リリアに抱きしめられながら入る風呂は素敵だと言っておこう。胸は無いけど。
「この子私達で育てない?」
いかん、顔がにやけそうだ。今はまだ恥ずかしい振りをしておこう。
「どう?私の弟にならない?」
ムイムイちゃんがリリアから俺を奪い取る。以外とあるんだな、ムイムイちゃん。
「せ、坊や。アタシも抱きしめてあげるね」
今コイツ、先生って言いそうにならなかったか?しかし、俺の思考は柔らく大きな何かに遮られた。でけぇ。惜しむらくは水着だってことだ。
(内緒にしててあげるね、先生)
バレテましたー!でも許されたー!
「シャル、何か言った?」
「ううん、何にも言ってないよ?」
「そう、気のせいかしら」
今俺の寿命が恐怖でマッハだ。シャルロット様助けて!
「それより、明日はどうする?アタシ、先生と買い物行ってみたいな」
はい、強制ですね分かります。お付き合いしますよシャルロット様。
「私は温泉饅頭巡りしたーい」
相変わらずムイムイちゃんは食べるのが好きだねぇ、たんとお食べ。
「私は明日ゆっくりするわ。で、アキラは明日どうするの?」
「俺は明日も温泉だな。やっぱ温泉気持ち良いしな」
顔がパンパンに腫れました
今日は多分ここまでになります。評価や感想お待ちしております




