表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/32

3

夕方から始まった建国祭。

ヘンリー伯父様の挨拶から始まり、今日魔力測定が終わった貴族家から挨拶をしていく。

未成年の子息息女が同伴している家が優先になるのだ。

本日も王太子殿下は体調不良でご欠席。

私が生まれて5年。

ライラック様からお話はよく伺うものの、お姿を見たことがないので、謎のお方なのよね?

と思う。


王族へのご挨拶が済めば、それぞれ他の貴族家に挨拶に行くのだが、私は、レオ兄様とアル兄様と一緒に準備された料理をすみのテーブルで食べていた。


「私達はご挨拶に行かなくてよろしいの?」

「行かなくていいかな?」

「ラズ様も出席されてない、俺たちが挨拶する相手はいないよ。」

「そうなんですの?私、同性のお友達が欲しいですわ。」

「そういえば、オステンの王族が来られると言われていたけれど、見かけないね?」

「オステンといえば、ニクス様の領地に隣接する小国ですよね?どなたが来られてるのですか?」

「確か、国王陛下と第一皇子と第5皇女様がご出席されるはずだよ?」

「皇女様!!私お友達になれます??」

「まぁ、うちでご学友にとなれば、シャルが一番立場的に近いしな。第一皇子殿下は兄上よりも年上だろう?」

「あそこの国は、一夫多妻で、継承権は全員等しく持ってて国王様の指名制だからね。」

「皇女様が来られたのは、魔力量が王族で一番多いらしいかららしいよ?」

「珍しいですわね。」


なんて、子供会話ではなく大人のようなので会話をする。

でも日常的に政治や、領地運営に関してお父様が私たち3人に平等に教えてくださるので、このような会話になってしまう。

でもそれこそが貴族に求められモノだとなんとなく思っているので何も違和感はない。

魔力量は皆等しく持っているが、隣国となるとちょっと話は変わってくる、

会場の隅で異国の衣装を纏めてった少女が目に入った。

あれは・・・。


「レオお兄様私ちょっと、その皇女様とお友達になってきます!」

「え?」

「は?!」


驚く兄達を無視して、先ほどの少女を探す。

確か、第5皇女様のお名前はメリッサ=ジョセフィーヌ=オステン様。第一皇子殿下と同腹のお姫様だったはず。

だから今回は第一王妃様と国王様とって事ね。

となんとなく理由は色々あるだろうが間がごそっと抜けているのは第二皇子、第一〜第三皇女様がいらっしゃらないのね。

と1人で、簡単に完結した。

先ほど見かけた少女は会場の隅っこにいた。

ラベンダーのチュールのドレスを着ている少女と目が合った。

私はカーテンシーをしながら頭を下げる。


「オステン第5皇女殿下とお見受けいたします。私、エレノアール侯爵家末子、シャーロット=フォン=エレノアールと申します。」

「メリッサ=ジョセフィーヌ=オステンと申します。初めましてシャーロット様。」

「あの、私お兄様達とご飯を食べていたんです。ご一緒にいかがですか?私、ぜひ皇女様とお友達になりたくてお一人でいらっしゃったのでお声掛けさせていただきました。」

「あの…、ありがとうございます。ご一緒させていただいてもよろしいでしょうか?」

「もちろんです。」

「私のことは、メリッサとお呼びください。」

「それでしたら、私の事はシャルとお呼びください。よろしくお願いいたしますわ。」


メリッサ皇女様とご一緒に兄様たちがいるテーブルに戻ってくると、お兄様方もメリッサにご挨拶をされて私たち4人で一緒に食事の続きを取ることになった。

食事をとってい間にお父様とオステンの国王様に一緒にいるという事を伝えてくださったようで、帰宅するまで一緒にいることができた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ