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ライさまからの手紙には、明日こちらに出向くということである。
仮婚約の話だから私が王城に出向いていもいい。と連絡はしていたのだが、久々にエレノアール領の城下町でちょっと視察も兼ねているとの事だったので、こちらに出向いてくれることを了承した。
まぁ、視察という名の遊びにきているような者である。
「マリー、朝ライさまがおそらく朝からこちらにくると思うので対応をお願いね?私はお昼からと伝えてますが。」
「朝から来られた場合、起こしますか?」
「一応お願いできる?そもそもはライさまが時間通りにきてくだされば何も問題ないのですがね。」
「かしこまりました。」
マリーと明日の打ち合わせをしてお布団に入った。
翌日、予想通り約束の時間より2時間早くやってきたらしい。
ライ様曰く私に関しては、しっかり寝かせてやってくれとマリー達に伝えて、父親と少し話すことがあるということで少し早めにきたと言っているが、多分王城での公務を放り出してきたのではないかなと思う。
マリーに起こされた私は、動きやすい格好に着替えてゆっくりと準備をして、朝食を摂ってライが話が終わって戻ってくるのを待っていた。
「おはようございます。ライ様。」
「おはよう。」
「私との約束よりやはり早くきましたね?それで朝食は?」
「まだ。侯爵は出立されたよ。」
「お父様は朝食持たれてました?」
「そこは、大丈夫です。奥様がお渡しされてました。」
「そう。それで、ライ様はこのお時間より前に来たということは、王城でのお仕事は放置ですか?」
「いや、昨日のうちから皆には行っているから大丈夫。仮婚約の件でと言えば皆送り出してくれたぞ?」
「でしょうね?」
と、内心ため息をつきながら、ライ様の側近護衛達に申し訳なく感じる。
母様と私とライ様の3人で朝食を終えると、私とライ様は応接室で現在わかっている‘ルー”探しについての報告と可能性のある人物について話した。
「私の方は、ラザルート様とジェラール様の2人になります。まだどちらか確定はしておりませんが、おそらくラザルート様が、私の探している‘ルー’だと思います。本当に確証は何のですが。」
「・・・まさかの兄貴か・・・・・。」
「予想外ではないでしょう?だって昔から候補には上がっていたのだから。」
「その確証を得るにはどうしたらいいんだ?」
「ジェフリー先生曰く今でも数ヶ月に一度診療所の方に顔を出されているそうです。なので先生にルーがきたら私が探しているということを伝えて欲しいとお願いをして、ついでに私の連絡先を教えてくおいてくださいと、連絡先を置いてきました。」
「その連絡先というのは?」
「この屋敷にしております。王都の屋敷にはしばらく戻りませんので。」
「相変わらず行動は早いな・・・・・・・。」
「あら?そうでもありませんよ??それよりもライ様の方はどうだったんですか??」
と話題を私から、ライ様に移した。




