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再会

王都の屋敷に戻ってきて、数日アル兄様とルイさまの許可を終えて、私は護衛騎士4人と次女4人を連れて領地の本邸に戻ることにした。

目的はジェフリー先生に会いに行って“ルー”の情報を聞くこと。

簡単なのに情報が得られるかわからないし何より外見が幼少期より私は大きく変わっている。

認識できてジェニーとメリーの2人とは侯爵家の兄君・・・・子息達くらいだろう。

石畳の路地を馬車の車輪がガタゴトと高い音を響かせる。

本当は、騎乗で護衛騎士の4人と一緒に先に帰ろうかと思ったら荷物などもあるからとマリーに怒られたので、おとなしく早さの中で、ライさまが探ってくれた情報と、ウチの情報部が集めた情報の報告書に目を通している。

私が“先生”と呼んでいたジェフリー先生。てっきりエレノアール領の領民は領民だったが、実家が伯爵家だということがわかった。

本名はジェフリー=エルディンガー。本家はアトラス領の一部を管理している伯爵家の三男で、成人を機に色々な領を転々としてエレノアール侯爵領に落ち着いたらしい。

長男は代々王族専任の医者でもある。

つまり幼少期には、私の身分を知っていた可能性もある。

正式の場所には全く出ていなかったけれど・・・。


「本当に予想外だった。口は悪いけど身なりはきちんとしていたし、知識も医療に関するもの以外にも確かに教えてもらっていた気がする。」

「お嬢様は様々な方に色々と学ばれてましたから、違和感がなかったのだと思いますよ??」

「そうれもそうね。庭師には花名や花言葉とかも教えてもらっていたし、掃除の仕方もハウスメイドから教わったわ。」

「それを止めなかった奥様もかなり寛大でしたが、“知”のエレノアールらしい教育方針です。」

「座学と実地よね。言葉の使い分け以外特に何も言われたことないわね。」

「お嬢様以外、全員ご子息さまばかりですし、何事も経験が大事と考えているご主人様なので許容の範囲内だったのでしょう。」


馬車の中でマリーと話しながら情報を整理する。


「これ、私がエレノアール侯爵家の人間だってことを知っっていた可能性は?」

「可能性はあるでしょうが、報告の内容にはそれに関して記載はないで、知らない可能性の方が高いでしょう。」

「外見も変わっているから、当時の色彩で行くべきかな?」

「外見のお披露目は、婚約者が正式に決まった時まで公表しないように、陛下より言われていますので、外出時は幻影魔法をかけてから出掛けてくだださい。アルベルトさまにやり方教えていただいたのでしょう?」

「えぇ。久しぶりにスパルタでしたけど。」

「時間がなかったからですね。」


そう話している間に、本邸に到着をして私は馬車を降りて自室へ向かった。

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