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卒業式の後、ある噂が流れた。

第二王子殿下とエレノアール侯爵令嬢は、女神フレイアに祝福されて加護を受けているのではないか。と。

原因は、ダンスの最中にフレイアを象徴する花が舞った事。それはエレノアール侯爵令嬢が成人の儀式をした日に起きた現象と同じだったという事。

あれは、幻影魔法ではなかったらしい。

観光例が敷かれていない平民の卒業生から話が漏れて、現在嘔吐ではその話題で持ちきりだ。

そこに、紐づいてエレノアール侯爵令嬢が魔力量が低かったのは、何らかの要因にで女神フレイアが封印をしてのではあるないかという、遠からず正解のような噂が流れている。


「噂って相変わらず広まるの早いのね。」


としみじみと思いながら王都内にある屋敷に帰るために、馬車に揺られながら寮から出る直前に聞かされた噂に対していい正直な感想を漏らす。

まぁ、変な噂ではないので別に構わないのだが、これにつけて私とライさまを本婚約させようという派閥ができるのはめんどくさいなと正直思う。


「シャーロットさま噂に関してはあまり機になされる必要はございませんよ?侯爵さまたちがすでに動いていらっしゃいますから。」


と、向かいに座っているマリーが答えた。

確か害のあるものではないのだから、放置していてもいいのだが、これから初恋の人?探しをするに関しては非常に邪魔な噂である。


「お父様達が動いているのであれば問題ないでしょうけど・・・・・。」


できれば平穏に人探しをしたいし、外を出歩けるようになりたいものだ。

一応、私の護衛、側近達には情報収集をするように頼んでいる。

私自身はジェフリー先生の診療所に行きたいのだ。

情報によればまだ、昔の場所で診療を行っているらしい。

まずそこは一安心した。

もし、診療所の場所が変わっていたらまずは診療所から探す必要があるからだ。

しばらくして馬車が停まって、外を見れば兄様達が出迎えてくれた。


「おかえり、シャル。」

「ただいま戻りました。レオ兄様、アル兄様。大2人でお出迎えって珍しいですわね?今お仕事中なのでは?」

「いや、そうなのだがな、ラズさまがなぁ。」

「どうかなさいましたの?」

「珍しく魔力酔いを起こして仕事にならないから、執務は強制終了。最近忙しかたのあったし必要書類も終わってるから、解散。」

「そうでしたの。」

「アル兄様は執務関係ないでわよね?」

「俺は、シャルの幻影魔法を解いたら業務終了だから。そ俺よりも中に入ろう。父さん達も帰りを待ってたし。」

「そうですわね。」


2人と一緒に屋敷に入れば、久々に会う使用人達に出迎えられた。

一度両親に挨拶に行った後、幻影魔法を解除してもらった。

その後、一応熱を出すかもしれないからと念を押されつつもお母様とアフタヌーンティーを撮ることにした。

幻影魔法を解いた後、使用人達には驚かれはしたが、“よかった”と安堵したような表情をされ、お祝いをされた。

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