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翌日から生徒会の仕事をしていいと言われた私は、ライ様の執務室で積み上がった書類が予想以上に少なかったことに驚いた。


「あら??意外に少ない・・・・。」

「病み上がりのシャルに俺たちが、ただでさえ仕事が多い時期に、書類整理をさせると???」

「まぁ、・・・・あり得なくはないですわね。卒業式式典に通常業務、次期生徒会への引き継ぎ。ある程度覚悟しておりましたのに。」

「どんだけ、仕事人間なんだよ。エレノアール家は書類中毒だったりするのか?」

「そんなことはありません。書類整理なんてちゃっちゃと終わらせるに限ります。」

「それは確かだな。」


くすくす笑いながらそれでも机に置かれた書類に目を通していく。

ほとんどは読んでサインするだけで終わるものばかりだ。

この学院最後との舞踏会は、ファーストダンス以降は誰とでも踊れるようになっている。

まぁ“卒業生同士”という条件がつくのだけれど。

それでも常識の範囲内であれば大丈夫である。

今年卒業する生徒の中で高位貴族は侯爵家の私。王族のライ様とメリーの3人だ。

あとは伯爵家以下となる。

そして必然的に私のエスコートはライ様になるのだが、メリーのエスコート相手はおそらくラザルート様、もしくは隣国から参列される、ご家族か。

そう、卒業式の舞踏会に関しては卒業生の家族も参加をする。

つまりは、国王夫妻をはじめ両親も参加をするのだ。


「・・・ライ様私のドレスどうなってるか知ってます???」

「母上が俺とお揃いにするんだと張り切ってた。正式に婚約するまでは俺の仮婚約者だからね。」

「まぁ、ライ様はダンスの申し込みがすごそうですね。」

「何を他人事のようにいうね。」

「・・・・・・・。」

「考えたくねぇな。」


あはっと笑って急ぎの書類を終えて、舞踏会で必要な備品や服飾雑貨なども揃え数と確認をする。

生徒には、学校から貸し出しするドレスにするのか、自分たちで揃えるのかアンケートを事前にとっている。

主に貸し出しは平民向けの制度だっがば、王族と侯爵家御用達の仕立て屋で作ったドレスだったりするので、下位貴族の子達も中には利用する。

私は基本的に母様と王妃様が張り切って毎回作っている。

そしてそれを毎年こうやってドレスを寄付するのだ。

男子生徒はお兄様方がきていた服もあるので、それを期待がために体を鍛えたりするのだ。


寝込んでいた分の書類はすぐに処理が完了をした。

予定より早めに客室に戻るとことができた。

部屋に戻ってくれば、マリーが待ち構えていて何事かと思えば、王妃様の指示によりアクセサリーを選んでほしいということだった。


ついでに男性のカフスがあったので、ライさまの小物を選び、これにアクセサリーを合わせてほしいと伝言をお願いした。


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