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6

再び目を覚ました私は、ゆっくりと体を起こす。


うー、体のあちこちが痛い・・・。

ここ王城?え?なんで?

手を握られてる感触に視線を向ければ、アルお兄様。


「・・・アル兄さま??」


アル兄さまを起こされぬように体を起こす。

そこへ私の侍女マリアと、ラザルートさまとライさまの乳母のアナだ。

2人は私が起きていることに酷く喜んだ。


そんな、死にかけたつもりはないし、私的にはただの体調不良ので寝込んだつもりだが、2人にはそうではなかったらしい。



「シャーロットさま!!」

「どこか痛むところはありませんか?」

「おはよう、2人とも。とりあえず、お風呂に入りたい・・・。」

「すぐに準備して参ります。」


そう言って部屋をでたのはマリー。

そして、アナはまだ眠っているあるアル兄さまを起こしていた。


「アルベルトさま。今からシャーロットさまのゆあみと準備をして致しますので、起きられてください。」


ベリっと布団を剥ぎ取り起こすことができるのは、今のところ王妃さまとアナ、そしてお母様くらいだと思う。


「シャル?!」

「おはようございます。アルお兄様、ご心配をおかけいたしました。」

「シャルどこか痛むところはない???気持ち悪いとかは??」

「いいえ。大丈夫です。」


ぎゅうっと抱きしめてくる、アルお兄様の腕を回して抱きつく。

この驚きようだ。

私は一体何日眠っていたのだろうか?


「アルお兄様、私一体倒れてからどのくらい経ちましたの?」

「3日は過ぎたな。倒れてすぐ王城へルイさまの指示で移動したんだ。」

「3日?!え、でえは、生徒会の仕事は??」

「起きてすぐに仕事はないな。今日まで休養だ。」

「お兄様もご存知ですよね?卒業式前の生徒会の忙しさを!!」

「確かにそうだけど、大丈夫だろ??兄上もシャルの代わりに手伝いに行ってるし。」

「それなら大丈夫か・・・・。」


ちゅっと目元へキスへされる。


「さて、お風呂に入って来るんでだろう??さっぱりしてこいよ。俺は父上たちに猿が目を覚ましたことを伝えてくる。」


ぐしゃぐしゃと髪の毛を撫でられると、アルお兄様は部屋から出ていった。


「シャーロットさま、ご準備できました。」

「ありがとう。」


自分の髪の毛を一房とり見つめる。


「ほぼ白の金色ですわね。」

「とてもお綺麗ですよ?まずは湯浴みからいたしましょうか。」


マリーに言われて、湯殿へ移動して4日分の汚れを綺麗にしてもらった。

夢の内容が思い出せそうでなかなか思い出せない。

なんだかとても懐かしい夢を見ていたような気がする。

それがなんだったかは、今は思いださず良いだろう、とにかく目の前の解決をしていかなかければならないことから片付けていこうと決めた。

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