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魔力測定

お披露目会を終えたあと私は、お母様に連れられて最低限のお茶会に参加をして友達を作ってみては?

という目的はあったが、私はどうも苦手だ。

いつもお母様の後ろに隠れて、お母様達の輪に入っていた。

子供より大人の方に。

それでも必要最低限しか喋らないので、周囲からは“無口”お人形みたい”という者。

そもそも、だ。

私を通して六侯爵家の子息つまり兄様達に近づきたいとか、私への陰口しか聞こえてこないので、どちらかというと大人通して一緒にいた方が非常に楽だという、理由だ。

最小限の会話、あとはニコニコ笑っていればいい。

それが私が、人形のようだと言われる理由だ。


あとは、レオ兄様が第一王子殿下の政務補佐として正式に側近として王城に通いはじめた。

アル兄様は私と一緒にお家で家庭教師によるお勉強と体力作りと、お母様による淑女教育も始まった。

ライラックさまとは、あのお披露目会をした後から会うことはないが、手紙のやり取りをしている。

何を今勉強しているのか、兄様方と何をしているのかという話題が主な内容だ。


(家で本を読んでいる方がまだマシだと思ってしまうけど、お母様がお茶会や夜会では情報が色々と入ってくるからというのはわかるけどね〜)


ミルクティーを飲みながら、私はお母様方の話に耳を傾ける。

話題は来月に行われる魔力測定のことだろう。

そこで久しぶりにライラックさまとお茶会をする予定でなのだ。


どうにか笑顔で耐えているが、どうでもいいが早く終わらないだろうか?

と内心愚痴る。

私の魔力量など誰が何の関係があるのだろうか。

ライラックさまが私の魔力量にがっかりするって?

あのお方なら笑い飛ばしてしまいそうですけど。

私の遠なりで同じく笑みを浮かべているが、静かに怒っているお母様がいる。

まぁこの調子であればすぐにお茶会は解散になるだろう。


しばらくして、お茶会は終了し帰りのいい馬車に乗り込んだ瞬間お母様がお大きなため息をついた。


「シャルちゃん、いい?噂話や情報おを得たとしてももあのような口の聞き方をしてはいけないわよ?」

「大丈夫ですよ?私、ちゃんとお父様とお母様のお話を聞いていますから。真似をするならお母様のような話し方、情報の使い方が大事なのはわかっていますから。」

「魔力量なんて関係ないわよ?私の娘なのは代わりないですから。」


ぎゅうっと抱きしめられて慰められる。

私の髪色は相変わらず彩度の低い色をしている。

それでお母様と同じ色彩を持っているので、六侯爵家の人間も、王族もお母様が不貞を働いたなんて思っていない。

そんな事を思っているのは、自分の娘を六侯爵家または王族に自分の娘を嫁がせたいと考えている貴族くらいだろう。


そんなお母様にぎゅーっと抱きしめ返す。

こうやって家族が仲良しなのは、どの家でも一緒だ。

そこはやはり、恋愛結婚が推奨されているからだろう。

どの家門だって、基本仲かがいいのだ。

なので、ライバルとみなした相手には容赦がないとも言える。

六侯爵家唯一の姫で、ライラック様の仮婚約者である私は、侯爵家の子息、王子に恋をしている彼女達からすれば非常に邪魔な存在で、仲違いをさせたいのだろうなという幼稚な考えが透けて見えている状態である。


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