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3歳の誕生日会の後、私はライラックさまのお誕生日会に呼ばれてた。

やはり王子の誕生日会ということもあって、昼間に国民へのお披露目をしてその流れで国内の貴族だけが集まったパーティが開かれた。

そこでやはり注目されるのは、私たち六侯爵家。

王妃さまは第一皇女殿下をご出産されて今は、公務をお休みされている。

その王妃さまの側から離れないのは第一王子でる王太子殿下。

ご自身も体調を崩されているらしいが、王妃さまと、王女殿下が気になるらしくて、一日中のほとんどを部屋で過ごしているらしい。


「ライラックさま、お久しぶりです。お誕生日おめでとうございます。」


と、頑張って噛まずにご挨拶をすることができた。

あれから頑張って練習した。

今日この王城に来る際に言われたのは、大人は大人子供は子供で集まりがあるから冒頭のお披露目の挨拶とライラックさまにお祝いを伝えれば終わったら、レオにーさまとアルにーさまから離れない事の一点だけだった。

その理由を俺知るのはすぐにわかった。

この国では、魔力量が多い人間ほど色彩が薄くなる。

兄様2人も魔力は平均的な量ではあるけれど色彩は薄い。

なので、成人の儀式でさらに魔力量が多くなるだろうと噂されている。

それなのに、同じ色、色彩をもつ私は色が濃ゆい。濃ゆいというか暗い。

なので現時点で、色彩から見るから魔力量はかなり低い。平民と変わらないという噂話が耳に入ってくる。

それを大っぴらに言えないのは、爵位上、侯爵令嬢である私に意見を言えるのは、同じ侯爵家の人間か王族のみである。


「シャル気にしなくて良いからね?」

「え?気にしてないです。だって、私の事をよく知らない人ですし、私も知りません。」


と、平気なフリをしながら内心はドキドキしている。


「私には兄様達がいてくれるから大丈夫です。」


六侯爵家の人間は、同年代に女児が生まれるとその子を本能的に守るようになるという言い伝えがある。

庇護対象。

つまり、私に悪口を言っているあの令嬢たちは、兄さま方の婚約者候補から一度除外される。

正式に婚約を結ぶのは平民も貴族も18歳の成人式を迎えてから婚約は正式に決まると、兄様方に教えてもらった。

私は特例なので、すでにライラックさまの仮婚約者なのである。

それは、私が侯爵家の令嬢だかららしい。

好きな人ができたら、解消できるからね?

というのも、私の婚約はすごく複雑らしい。

大人って大変だね?なんて考えながら知らないフリをしている。


3歳にして、お兄様や両親の会話を聞いている私は、社交会ってめんどくさいな。

と感情をすでに抱きはじめている。

できれば、好きな事を過ごして、結婚もしなくて、ずっとお家にいたいと思うのが私の願いではある。

知識を入れるのはすごく楽しい、新しい事を知るのはもと嬉しい。

だから、私が目指すのは王子妃とかではなく、お父様やお兄様達のお手伝いをして過ごしたいと願っている。


「シャーロット嬢。お待たせ。」

「お疲れ様です、ライラックさま。」


挨拶を終えたライラックが私達の元へ合流をする。

合流したライラックさまの隣に立って兄様達と会話をしている。

その間も意地悪なことを話すのは話すのだろうが、原因としては私の立ち位置なんだろうなと思う。

第一王子は一応王太子ではあるが、病弱。

第二王子は、私と同じ年として、仮婚約を結んでいる。

なので、大人達は第二王子、つまりライラックさまが時期王太子になるのではないかという憶測も徹底て、非常に

侯爵家の兄さま方以外は全て敵だと思ってもいい。


「初対面なのに、よく言えるものだな?」

「初対面だからですよ。」


とまるで他人事に、兄様方の真似をしながら、話して過ごした。

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