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3

王城へ無事に辿り着いた私たちは、その準備を押されていた王城居住区に一室に辿り着いた。

今回は襲撃をされたこともあり、緊急処置らしい。

色々思うところもあるが、一番安全な場所と言われればいたしかない。

私の警護にはアル兄様、室内はマリーが対処してくれるらしい。

王城へつけば、ロク公爵家の面々とレオお兄様にも、思いっきりハグをされた。


「シャーロット様、お着替えなされますか?」


荷解きをしながらマリーが普段着のドレスをお出してくれた。


「そうね、このまま制服でいるのも目立つし着替えるわ。」


差し出されたドレスに着替えると、ソファに座った。

目押しをつけていた本人からは直接的に、何かされたわけではないがクレームをいれる証拠としては十分だと思う。

ここまでくれば、もう、王子妃も決まっているだろうしラザルート様よりもライラック様を王太子にしたい派閥がどう動くか見ものである。

素直に認めてくれれば良いのだけれど。

と、ため息をつく。


問題は夕方の襲撃者の方だ。

例の襲撃者の特徴を考えるにも特に思い出せるものはない。

確実に私を王子妃から外したいのだろうなという事だけがありありと伝わってくる。

例えそうでなかったとしても、一応これでも宰相の末娘。

私が王子妃から外れて得をする国や貴族は誰だろうか?

魔力は確かに少ないが、それだけで気に入らない人がいるのは分かりきってるし、私を消してまで王子妃候補から外したいというのは逆に清々しい。

1人感心をしていれば、ノック音がして返事をして会いにきてくれたのはお母様。


「シャーロット!!」

「お母様!!」


私がソファから立ち上がれば、思いっきり抱きしめられた。

私の存在を確認するように抱きしめられれば、心配をかけてしまったことを申し訳なく思う。

そばに控えていたマリーと視線を合わすと静かに退出をしていった。


「無事でよかった。」

「ご心配をおかけして申し訳ございません。」

「何を言っているの?!問題は学院の警備と侵入者を許したセキュリティに問題があるわ。久しぶりに行きた心地がしませんでした。」


お母様の体温が心地よく、ひどく安心する。


くぅう〜〜〜。


「・・・・お腹が空きました。お母様。」

「んふふふ、食欲があるのなら大丈夫そうね。一緒に食べに行きましょうか。」


室内に響いたわた絵師のお腹の虫は空気を読むことなく、主張をした。


「あ、お母様、あの後で聴いていただきたいお話があるのですが?」

「えぇ、もちろん聞きますとも。それでも先に夕飯をいただきましょう。」


そのまま私は、お母様と部屋を出て、アル兄様とマリーを連れて食堂へ向かうことにした。

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