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学園長室へ向かう廊下でこの国の王子2人が揃っているという噂を聞いてから7日多くの女子生徒が遠巻きに見ている。
その中に例の令嬢オリビア=フォルスマイアもいた。
「ライは今シャーロット嬢がしていることに関してどこまで知ってる??」
「それはどれに対して?シャルが隠してること?それとも秘密裏に俺に関することで動いていることですか?」
「どちらも。」
「シャルの性格を考えたらどちらも俺らには言わないだろうし、常に手助けができるように備えてますよ。創立祭前後マリーがお守りを渡してたしそもそも魔法が関わらなければ、基本的に問題ないと思いますけど。」
「まぁ、そうだね?それとフォルスマイア嬢と男子をしただろう?あれの意図は?何があった?」
「あぁ、あれはシャルに対しての腹いせです。ダンスが上手なのは俺と兄貴のリードが上手でシャルの実力ではないという話をしたから、ちょっとカチン解きまして。シャルと同じように扱ってダンスをしました。」
「それはお気の毒に。」
「見るより体験した方がわかるから。まぁそのせいで、フォルスマイアが婚約者になれるのではと勘違いをしているあたり、勘違いも甚だしい。」
「だからこうして、釘を刺しに行くんだよ?」
「まぁ、シャルは動かないでしょうからね?相手が確実に手を出してくるのを間ていると考えている。」
「だろうね?」
にこやかに笑い、周りからは談笑しているような雰囲気を醸し出しているが話の内容はシャルの事だ。
とりあえずシャルには俺からもお守りを渡しておくか。仮婚約者である俺からであればアクセサリーを渡しても問題ない関係だ。
昔から、魔力量は少ないが、魔法に関してはなぜか一切効かない。
防御魔法は全然問題ないのだが、明らかな悪意のある攻撃魔法は全て弾かれる。
しかし弾かれるだけなので、羽r血消すことはできない。
なので魔力が強い人間が打ち消さなければならない。
それを誰もいなくても打ち消せれるようにとよくマリーやレオ殿とアル殿は小物に付与して渡しているのだ。
今回も危険性があるだろうとし例の手紙はそのおかげで実害がないようなものだ。
それでも用心に越したことはない。
建国祭の日、シャルは18歳の誕生日で、おおなじ月に生まれた人間と時から一緒に女神の祝福を受ける。
魔力の再測定の行われるのでそれを受ければ1人の成人として、大人の仲間入りとなる。
それから建国際に出席するのだ。
まずは、その儀式が無事に終わることを願って出来ることはやっておかないと。
学園長室にやってきた俺とアン行きは、学園長のあからさまな態度に、しっかりと牽制をした。




