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王太子宮の一角にある執務室ではラザルートとレオナルドの2人が大量の書類と格闘をしていた。
レオナルドは、ハニーブロンドの髪を一つにまとめシャルと同じコバルトブルーの瞳をしている。
エレノアール侯爵家の嫡子ラザルートの幼馴染であり、次期エレノアール侯爵である彼は次代の宰相である。
「・・・・今日、シャルが王城に県国際の準備で来てますよ?私は可愛い妹に会いたいのですが?」
「知っている。」
黙々と書類を読み確認しサインをしていくラズの横で同じく書類の整理をしながら呟く。
「可愛い可愛い妹と触れ合いたいのですが?」
「だから、今急いで終わらせているだろう?私だってシャーロット嬢と話してみたいんだ、あの子はどこかであった感じがする。」
「新手のナンパですか?私の妹は安くありませんよ?」
「なんか引っかかっているから、話をしてみようかと。」
「まぁ、私の妹は魔力量は少ないものの、次期王子妃としてはパーフェクトです。なんなら王妃でも問題ない。さ夜は可愛い。侯爵以下の令嬢たちも見習って欲しいものですね。」
私、ラザルート=ウィル=ディア=クローネ=フレイアスはこの国の第一王子で王太子だ。
幼少期は体が弱く、シャーロット嬢に会ったのは昨日の創立記念日だ。
父親に体調がいいなら名代で行ってこいと言われてお会いしたのは初めてだったのだが、どこか懐かしさを感じた。
記憶のすみで何かが引っ掛かっているのだ。
シャーロット嬢は、弟ライラックの仮婚約者だ。
なので、どちらかが好きな人ができない限りこのままあの2人は本婚約をして、結婚をする。
なので義理の妹になる予定だろうと思っているのだが、先日あった際のっ自分自身の違和感を払拭するためにも話さないといけない。
彼女に対しての感情は懐かしさと他の人とは違う好意がある。
そして現状の目標は仕事を終わらせて、シャーロット嬢お茶会をする事が目標だ。
それまで何とか応急にいて欲しいものだがそのあたりは、ライになんとかしてくれることを願おう。
昨日学院では愛はしたらけれど、すぐに角に損をしたいいと思ってしまうのは致し方ないと思っている。
早く終わらせるためにも多い急ぎの書類だけを片付けることにした。




