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勇者は魔王を倒しました  作者: 匿名記号
焉の章

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56/102

御伽噺の始まり

終焉の魔女の伝承ははるか未来。


神話となるには穢れて堕ちて、ひっそりと……語り継がれた。

 私の才能は圧倒的な精度と速度らしい。


 深翠さまを上回る射程距離と精度、早打ち勝負なら誰にも負けない速度。

 信じられなかったが……感知不能距離からの狙撃で天使を射抜いた時。

 深翠さま、賢者さまとの早打ち模擬戦で100戦全勝した時……。

 自分の才能を認知した。


魔女さまは色々な事を教えてくれた。


マナとエーテル。マナが異質である事。

女神と魔族。女神さまの真実と魔族に起こっている不幸。

竜と魔王。造られた神々の末路。

天使。竜種と呼ばれる者への異常な執着。


この世界は球体である事。空に浮かぶ月の伝説と世界の真実。

東方の桜。東の魔王。

南方の魚。デザート!スイーツ!パラダイス!!

西方の竜種。自身の本当の生まれの手がかり。


ダンジョン最奥部、更にその奥、真の最奥部に坐す深淵の魔物。

その研究に生涯のほとんどを捧げていた、偉大な魔法使いの話。

深淵の魔物に取り込まれていた時、自身と魔物で生み出した。八体の異形の話……。



 数ヶ月、深翠さまの生家にて研鑽を積んだ。


 暖かい陽だまりの時間、かけがえのない時間を過ごされた場所なのだろう。


 大事な場所に……連れてきてくれた事がたまらなく嬉しかった。


--------------------

…………うん、準備万端……かな?


手に持つ大きな金属の杖、黒く靡く綺麗な髪に、ピッタリ似合う帽子にマント。腰には小さな枝木の杖……、両手袋には深翠と漆黒に煌めく魔晶石が1つずつ。

滅びた村に、女が1人。



「何をしている?ククッ、怖気づいたわけでもあるまい?」

「…………どうした?置いてゆくぞ?」

「んーん!なんでもないです!!」


お会いした事はありませんが……魔女さまのおじじ様……!行ってまいります!!




魔王が勇者に倒されました。


陽だまりから夕闇へ、想い継がれて進みゆく

小枝の杖

「これ?杖ですか?小さくて可愛いですね」

「あー、ここに引き取られてすぐ、練習用にって、おじじ様から頂いた物だ。そういやここに置きっぱだったか。欲しければやるぞ」

「大事な形見そんな扱いでいいんですか?!でもでもやったー!ありがとうございます家宝にします!!」


小枝の杖から魔法を放ちながら喜んでいた。


「………………あの杖……小さいが生命の樹では?おじじ……何者だったのだ?」

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