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勇者は魔王を倒しました  作者: 匿名記号
探求の章

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見捨てられた村の戦士 5

奇想天外とはまさに……


魔王討伐で終わりではなく、始まりか……

 メイフィスさまと勇者パーティ、村の裏手の山で話していたようだが……終わったようだな。……勇者と僧侶、暗い顔をしてるな、魔女も何かに耽っているか?


「食事の準備、出来ているらしい。こっちだ」

「あ、あぁ……わかった」


 食事の席、メイフィスさまも久々に広場に出られて……出るしかないのだろうがお食事されている。

 相変わらず魔女には子作りのお誘いの話しで大賑わいのようだ。

 勇者と僧侶は……あれ?どこに?


 しばらく2人を探していると……村の奥の丘から勇者と僧侶が表れ、メイフィスさまと何やら3人で話している。


「皆の者!一時静まって欲しい、……うむ、この歓迎の宴の場は、此度、祝いの場にもなった!新しい番、勇者と僧侶に祝福あれ!!」


 あれ……?勇者、僧侶と魔女の2人と番じゃなかったのか…………?結婚……するのか……。…………魔女さまもものすごく驚いているようだけど……結婚するともう勇者と子作り出来ないもんな、そりゃ驚くか……。




ッッッドーーーン!!!


 地鳴りの様な音が響く、村のハズレだろうか?魔族か魔物が久々の宴の香りにつられて攻めて来たのだろうか。俺や村の若い衆ですぐに向かう。


「ふぅ……やれやれ、単身の雪原越えに急ごしらえの跳躍魔法でしたが、着地に難ありでしたかねぇ……」


 音がしたところに着くと……そこにはブツブツと呟きながらノートに何か書き込んでいる学者風の男が1人、立っていた。


「おや?ここが伝承に聞く過去の勇者の子孫たちが細々と暮らす村ですか?ひとつお尋ねしたい。ここに1000年振りに新たな勇者が来てませんか?」

「あ、いや、来たには来たが……お前は?」


 返事を聞くやいなやノートに何やら書き込んでいる。


「あぁ、失礼致しました。わたくし、北方王都、魔法都市付き魔法指南役魔法使いでございます。皆は私を賢者、と呼んでおりますね」


 今年はなんて年だろうか。外から何人も人が訪れる。




勇者は魔王を倒しました。


魔王城攻略パーティは勇者、僧侶、戦士、賢者です。

跳躍魔法

賢者の行った跳躍魔法は本来戦士などが自身の身体強化に使うものである。賢者はその跳躍魔法と魔道コアを利用し、本来の何百倍も強力な跳躍魔法で雪原越えを果たしている。

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