勇気の代償 4
どうして生きていられるんですか?
どうしても、聞きたくなった、好奇心だった。
「なんだ そんなこと?しぬ のが こわいから。こわく なった。さいしょ しにたいほど つらかった でも まじょ と ゆうしゃ みてたら……ね」
あぁ……なんて強い人なんだろう。私はただただ、ここに逃げて来ただけだ……ほんの少し、心得があるだけの修道女が来ていい場所ではなかった。
「でも……そろそろ げんかい かも ごめんね?いっしょ に たたかえ なくて」
返す言葉がなかった、私も部屋を跡にする。私から質問したくせに、私は逃げた。
王都領側の砦は、簡素ながらも最低限の宿泊機能はあった。
とはいえ、暖炉に、ベッドがあるだけの粗末な作りではあるが……。
ドンドンドン!乱暴に扉を叩く音
「おーいまだ起きてっかー?明日の朝からヤるからなー。朝日登ったら作戦会議するんでよろしくー!」
要件だけ叫んで自室に戻ったようだ。
明日……
あした……?
体の震えが止まらない、あの化け物と、どう戦えばいいのだろう。私に出来る事があるとは思えなかった。
女神さま……女神さま……女神さま……。私は夜通し祈り続けていた。
どうしてここに来たんだっけ。……あれ……、どうしてだっけ?お兄ちゃん……お兄ちゃん……
初戦、僧侶の機転が無ければ、全滅でした。皆、初めての魔神戦でした。
孤独な痛み
「ふ……ぐっ……痛い……痛いよぉ、うぅ……ぅ……死にたくない……死にたくないよ……もっともっと、勇者と……がんばれ……がんばれ……私、きっと大丈夫。だいじょう……。ヒック……」




