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勇者は魔王を倒しました  作者: 匿名記号
勇気の章

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勇気の代償 3

痛みには慣れている。そう思ってた。


私は井の中の蛙だ、かなわない。

「あなた が あたらしい ゆうしゃ の ぱーてぃさん?」


 目を疑った。この人が生きている理由がわからなかった。

 呪いに侵された心身は、声を出すことすら激痛を伴うだろう。私では到底耐えられない苦痛だ。


「すまない、僧侶の苦痛を少しでも和らげる方法は無いだろうか?」


 兄の願いを聞き届けたいとは思った。だが……。


「わた、私のような人間がどうこう出来るレベルのものでは……ごめんなさい……ごめんなさい」


 勇者は少しだけ微笑み、ありがとう、と呟き、僧侶の手と頬にそっと触れ、部屋から出ていった。


「こんな下女にどうこう出来る呪いならとっくの昔に私が解呪しているよ。せいぜい弾除け程度にはなってくれよ?」


 ゴミを見るような目でこちらを一瞥すると、魔女も部屋から出ていく。


「ふふっ なにあれ あなた まじょ に なにかしたの?あんな に おこってる の わたし も はじめて みるよ?」


 返事も出来なかった。オロオロするだけの私、少し困り顔の僧侶さん。


 気まずい空気が流れた。




「あ、あの……!」


 意を決して質問をした。あぁ……聞かなければよかった。


 女神さま……卑しい私を許してください。




私はあの時……自分より弱々しいあの人を……あのひとのことを……。


犠牲なしには進めない。固く分厚い魔王門。

第一印象 3

なんでアイツあんなに怒ってたんだろ。

可愛らしい子だと思うけど。

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