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私の恋は終わらないんだからね!  作者: 石上 三歳
乙女の心は秋空模様〘画龍点睛〙ジ アブセント・ポイント

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視線の送り主は、惠木氏の被害者たちだった

「なぁ、ちょっと変な事聞いてもえぇか?」「いつも変な事しか聞いてこないよね?」「うっひゃあ〜!恵子はん辛辣(しんらつ)ぅ〜」「朝から五月蝿(うるさ)い!」


会ってまだ二日目なのに、もう毎回(デフォルト)扱いされている。そんな事には一切構わず、小陽(この男)はノリノリで恵子に絡(から)んでいく。


「何か昨日も感じとったんやけど、さおリンって嫌われてる?」


「何で昨日会ったばかりの小陽にそんな事言われんといかんのよ?」


と思ったら今度は私に喰い付いてきた。しかも


「ちょっと!?どうせ呼ぶならハルって呼んで欲しいわ」


「なんで?」「いや、小陽(こはる)ってなんか女子みたいやん?」


自分で渾名(ニックネーム)を押し付けてくる。まぁ分からなくもないかと思っていたら


「そう、ならハルちゃんって呼んであげる」


「ちょいまちぃ〜な!?今女子みたいで嫌やて言うたばっかりやで?!」


恵子がニマニマしながら、ちゃん付け(悪ノリ)しだした。

だがそんな空気を切り裂くように、昨日感じた視線がまたコチラを見ている気がして


「やっぱ気の所為ちゃうな」「ハルちゃんが五月蝿いからじゃない?」「...ちゃん呼びでもエエか」「受け入れるのね」「さおリンはなんて呼んでくれるんかな?」「小陽」「ソレは勘弁!」


周りを見渡した瞬間、一斉に視線を逸(そ)らされる。

でも...流石に見当は付いた。


「ねぇ沙織?」「何?」「多分だけど...」「分かるよ、ネギ絡みね」「ネギ?なんで野菜が出てくんねん?」


私たちが2年生の時、担任だった惠木氏...アイツが個別に家庭訪問した生徒。

どうもソイツらが私たちをチラチラ見てきているみたいで...


「いや、恵子はんはオマケで、さおリンの事を見てるみたいやで?」


「本当(ホンマ)に?」「ホンマホンマ!」「なんか調子狂うわ」


と思っていたら、小陽は私(・)を見ているようだと言ってきた。


そしてソレは...真実だと、後日分かる。


そんな出来事が待ち受けていると、この時私たちはまだ知らなかった。


挿絵(By みてみん)

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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