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私の恋は終わらないんだからね!  作者: 石上 三歳
乙女の心は秋空模様〘画龍点晴〙ジ アブセント・ポイント

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ウキウキ 新学期

「おはよう沙織♪」「はよ〜」「なんだぁ?眠そうじゃない?」


朝から元気な恵子に肩を叩かれながらも、私は慣れた通学路を邁進(まいしん)するのだ。


「何を馬鹿な事言ってるの?ポエム?」


「どこをどう聞いたら今のが詩に聞こえるのよ!?」


などと馬鹿なやり取りをしながら歩いているあいだに、私と恵子は学校の校門に到達する。


「邁進とは目標に向かってひたむきに進む事なのです」


「そんなの当たり前じゃない?って言うか目標低過ぎでしょ」


そんな恵子のツッコミにも負けず、二人で掲示板の前まで進むと


「なんとぉ!?またもや同じクラス!しかも担任は崇先だぁ!!」


「ポエムじゃなくて実況だったのね」


私と恵子は同じ3年9組(クラス)で担任は遠藤先生だった。

と言っても私は多分こうなるだろうと予測していたのだが...


「まぁ沙織がおかしくなるのも分かるよ「分からないで!」この寄せ集め感半端無いクラス」


何故なら去年問題のあった生徒ばかりが集まってるクラスになるだろうと、予(あらかじ)め通達されていたからね。


「それって予測じゃなくて予告じゃん」


「まだ決定じゃないって言われたモン!」


恵子がジト目で見てくるが、そんなモンは気にしない。


「とりあえず教室行こうか」「そうね」


私が恵子を促(うなが)して教室へと向かおうとした時


「どうしたの?」「ん〜?なんか視線を感じたような...」


視界の端にコチラを睨(にら)んできたヤツが居たような気がしたが、ソコには誰も居なかった。


「また誰かから告白されるんじゃないの?」


「そんなの要らない」


恵子が男子生徒ではないかと言ってきたが...

その手の輩(やから)は1年の時に全滅させたので、転校生でもいない限り居ないだろう。


それよりも私は担任が崇先である事と、恵子が同じ組になった事で初めて高校生活が楽しいと思えそうな予感がした。


「同じ組でも去年はネギが居たからねぇ」


「イヤな事(ヤツ)を思い出させないで」


私が今の状況に満足しながら去年の有様を思い出し、ボソッとこぼした一言に恵子は心底嫌そうに答える。

その声音(こわね)に、私はしまったと思いながら立ち止まり振り返った。


見ると恵子が自分の右腕を眺めている。


ソコには、春休み前(先月)の傷が刻まれていた。


挿絵(By みてみん)

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

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感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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