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私の恋は終わらないんだからね!  作者: 石上 三歳
誰が為に金鳴らす〘闇堕定是〙アンチ・テーゼ

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夏の終わりは定番の花火大会 その4

ピンポンパンポーン♪


「皆様、本日はご来場頂き、誠に有難うございました。まもなく、会場は閉場いたします。駅周辺や道路での混雑が予想されます。慌てず、順番にゆっくりとご移動をお願いいたします。小さなお子様やお連れの方と、手をつないで安全にお帰りください。本日はご来場、誠に有難うございました」


ピンポンパンポーン♪


「ん〜…!終わったわねぇ」「そうね」「純玲おしっこ行きたい」


私は純玲の手を引きながら、近くのコンビニに行くことにした。

恵子と尚弥さんも着いてきてくれるそうだ。


「人混みも、夜道も危ないからね」「ありがとー♪」

「どういたしまして♪」「良かったねぇ♪」「うん♪」


いつの間にか純玲が、尚弥さんと手を繋いでいた。反対側では恵子が腕を組んでいるが、見なかった事にしよう。


「スッキリ〜♪」「良かったねぇ」「うん♪」


結局全員トイレを済ましたが...

人混みが収まらないので私たちはそのままコンビニでアイスクリームを買って、帰宅する人々の姿を見ながら雑談に花を咲かせる事にした。


ふと、頭によぎる。


(私は...)


美味しそうにアイスを食べてる純玲を恵子と尚弥さんが優しい眼で見ている。


(恵子の恋を見て考えが変わった)


そんな二人を眺めながら私は


(正確には恋愛観ってのが視えてしまった)


「ほら、垂れちゃってるよ」「ん〜!」「あはははっ」


(もう私は誰にも(耕にぃ以外)恋など出来ないのだと)


「尚弥さんありがとう」「ありがとー♪」「いいえ♪」


(尚弥さんを見て良い人だと思った)


「ハンカチ、洗って返しますから」「良いよ。気にしないで」


(でも、恋心にはならないだろうと)


「尚にぃの手、筋肉凄いねぇ♪」「そうかい?」


スポーツやってる先輩を見て


(カッコいい...とは思わない...凄いとは、思うケド)


「カッコいい♪」「そうかな?」「カッコいいよ♪」

「止めてよ恵ちゃん!」「えぇ〜」「えぇ〜」(真似する純玲)


イケメンと呼ばれる容姿の整った(ルックスが良い)人を見ても

(耕にぃだって顔は良かったモン...肥満気味だったケド)


「ラグビーしてるとこ、見たかったなぁ〜」「止めてよ、恥ずかしい」


なんて自分事のように対抗意識が芽生えてしまう

実際には、肥満ではなく...むくみ(病気)だったのだが...


「そろそろ、人も少なくなってきたかな?」

「あ〜誤魔化したぁ〜♪」「たぁ〜♪」「そんな事無いよ!」


私はもう...恋なんてしない


「車、取ってくるから...みんなコンビニ(ここ)で待ってて!」

「行ってらっしゃい♪」「あぁ〜!逃げたぁ〜」「あははっ、許してあげようね♪」


私は離れていく尚弥さんを見送ってから、恵子と純玲を見ると


「お姉ちゃん?」「...何?」


恵子の尚弥さんを見る目は熱いままで...


「どこか痛いの?」「痛くないよ」「でも...」「大丈夫♪」


私を見る純玲の眼は、涙を浮かべ(私の心を映し)ていた。

挿絵(By みてみん)

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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