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私の恋は終わらないんだからね!  作者: 石上 三歳
誰が為に金鳴らす〘闇堕定是〙アンチ・テーゼ

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宿らぬ父の記憶 前編

「尚弥さん、ゴメンなさいね」「は、はぁ」


「ママ!覗き見してたの?!」「恵ちゃんゴメン」


恵子ママが尚弥さんの顔を覗き込むように話しかけると、尚弥さんは軽く首を縦に振った。

だが恵子は焦りながら二人の間に立ち、少し呆れたように文句を言う。恵子ママは娘に手を合わせ、一言謝りながらも尚弥さんに話しかける。


「さっき恵ちゃんに聞いてた事なんだけど、どうしてそう思ったのかしら?」


「そ、それは純玲ちゃんが...晋二さんと一成を見ながら『お父さん』って...」


やっぱりあの時感づいていたようだ。恵子ママが咄嗟に隠れているよう手で制してくれたお陰で、私はまだ岩陰に潜んでいる。


「川に行った時に、そんな事があったのね」「あの!?秩父(ここ)には二泊三日の予定ですよね?」「そう聞いてるわよ」「その間...変な空気になるのも嫌なんで、聞ける範囲で教えて下さい」「そうね〜」


尚弥さんの質問に答えるのに考えるフリをして、恵子ママは首を(かし)げて私の方を見てきた。私は恵子ママを見ながらゆっくりと頷いてみせた。すると...


「どこから話そうかしらね」「ママ?!」「よろしくお願いします!」


恵子ママは私が隠れている岩に腰掛け、両手を広げ岩に手を付けた。

私は岩だけでなく恵子ママの背後にまわる事で、より二人の死角に入るよう移動する。


「沙織ちゃんの許可を得ずに、何処まで話して良いか分からないけど...」


私が後ろに居るのを分かってて、恵子ママはワザとそう言って切り出した。


そうして...恵子ママは私と純玲が、親代わりをしていた耕にぃに育てられていた事と...

去年その耕にぃが亡くなった事を...尚弥さんに告げた。


読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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