夏休みはご機嫌だぁ!(帰省編)その3
ガラガラガラガラ...
「こんにちわぁ〜尚弥君居るぅ〜?」
「その声は...カナやん?」
かなちゃんの後に続いて大きな鴨居の下をくぐると、奥から関西弁にしてはイントネーションのズレた発音の声が聞こえてきた。
「やっぱカナやんやん♪久々やなぁ」
「お久しぶりねぇ尚弥君♪」
ドスドスと聞こえてきそうな歩き方でコチラに来た、少し恰幅の良い男性に少し遅れてきた恵子が
「こんにちわ♪お世話になります」
と挨拶すると
「こ、こんにちわ。あ、アナタが沙織さんですか?」
「いや、沙織は私です」
恵子を見ながら、何故か私と勘違いしてきた。だがそれよりも…
「はぁ〜疲れた...よっ!久しぶり」
「あっ!?お久しぶりです晋ニさん」
最後に車の鍵を締めて荷物を抱えてきた店長が恵子ママや一成、純玲と一緒に入ってきた。
「尚にぃ久しぶり!」「一成!大きくなったなぁ」
一成と挨拶する中、その成長ぶりを悦ぶが...
「お世話になります♪」
尚弥と呼ばれた私より少し年上と思われる男性に、純玲が挨拶する。すると
「おやおや、可愛らしい♪(チラッと恵子を見て)妹さんですか?」
少し緊張気味に(照れてる?)尋ねるが、恵子は私を見ながら否定する。
「違いますよ?!」「あっ!そうなんですね」
そんな恵子の視線を追って、今度は私を見て会釈してくる。
(なんか...モヤモヤする)
皆はニコニコしているが...
いや、恵子は少しオロオロしているな...
でも、そんな事より
「あらあら♪」
恵子に春の気配を感じているっぽい恵子ママと、尚弥と呼ばれた年上の男性がソワソワしているのを見て...
「(ヤッパリなんか...モヤモヤする)」
私は変なイントネーションとは別のモヤモヤを感じながら、敷居を跨ぎ靴を脱ぎ出す。
私だけが、少しむくれていた...かもしれない。
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