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「ガハハ、数日ぶりだな。急いで来たがもうあらかた終わった様だが、いろいろ噂話は聞いている。とにかく無事で何よりだ。そしてドワーフを代表して感謝する。」


 アランがフレアに握手を求め、フレアはそれに答えた。


 アランの周りには、氏族の代表代行と、アランと共に戦っていた氏族の代表戦士たちがいて、それぞれ胸に手を当て、感謝の意を表していた。


 だか、ラディッシュにとってはそんなことはどうでもいいらしく、


「私はどういたしましてよ。でも、長いお礼はご飯の後にしてね。今の私はお腹がペコペコよ」


 アランは再び笑い出すと、


「勇者たちは、昼食が御所望だ。」


 と給仕係を呼んだ。


 アランとともにいたドワーフ達もワーワーと騒ぎ始め、どこからともなく酒樽が運びこまれ、エールの入ったジョッキがフレア達に押しつけられる。


 ドワーフ達は、


「勇者に乾杯、勇者に乾杯、勇者はお腹がペコペコだ。

回せ、回せ、ジョッキを回せ、今夜は勇者のお祝いだ。」


 などと歌いながらジョッキや食べ物を次にまわしていく。


 全員に渡った頃、アランがジョッキを上に持ちながら


「我等が勇者に乾杯。」


 ドワーフ達の宴会が、真っ昼間から始まった。

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