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「ごちゃごちゃ五月蠅いわい、少し黙っておれ」
リーダーらしき『戦士』が言った。
奥の木立からもう一人飛び出してきて、リーダーらしき『戦士』に報告をした。
「どうやら一人のようです。他には見当たりません」
リーダーらしき『戦士』は角笛を吹くと、周りからぞろぞろと集まってきた。
総勢10人程度のチームのようだ。
冒険者のグループなら結構な規模で、この人数なら大抵の任務がこなせる。
「たった一人でここまで来れる腕前なら、『勇者』であっても不思議ではないだろう。たが、」
リーダーらしき『戦士』は戦斧を構えて
「それを力で示してもらおうか」
戦斧を振りかぶって上段から打ち下ろしてきた。
彼の戦斧は両手持ちが出来るくらいの長さの柄がついている小ぶりの刃がついている片刃の斧で、それを片手で振り回すことで刃の届く範囲を増やしている。
また遠心力を上手く使って威力を上げつつ軌道をずらしながら、連続して攻撃が繰り出される。
フレアは、鞘に手をかけて後方に飛び退くと同時に、『稲妻』の魔法を地面に放った。




