↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
89/168

59話 予兆


「チト君見て見て!黒基調の一式で、ウチなら水色、ルコちゃんなら黄色って感じで皆の印象に合ったリボン装飾をそれぞれネクタイだったり、他にも個性が出やすい結び方で変化を作ったんよ!他にも、金の釦とか、袖口のひらひらとか、肩の所の装飾とか…めっちゃかっこええやろ?チト君の分もあるで?ほら、赤色!いつも使っとる杖の魔法石とか、瞳の色と一緒!ソフィは緑色の予定やったんやけど…これはまた別の機会に着てもらう予定やで!」

「へー?ルシエが紫は分かるけど、ヴィルは白色か。意外な印象だな。最も…聖属性信者の国で黒を基調とした服装はどうかって話もあるけど」


結局引率を引き受けてしまった以上、オーフ国内での無用な面倒事を避ける意味を込めて彼らが服装を選んでいるらしい服屋へ向かった。その頃にはある程度の一式が決まっていたらしく、表情を明るくして駆け寄ってきた葵に見せつけられたセットを上から下まで確認したチトは率直な感想を零した。そんなチトの凝り固まった老人同然の発言に口を挟んだのは、実際オーフ国民であるオルコスだ。


「ふふ、オーフで黒色が忌避されていたのはもう数百年前の話ですよ?今では、街中でも普通に黒を身に着けた一般市民を目撃する事は多々あります。矢張り、服装を決める際に非常に合わせやすい色ですからね。そもそも喪に伏す際には使われていた色ですし、少々チトさんの知識は過去に偏っているかと」

「こりゃ失敬。確かにオーフのお偉いさんが死んだ時は、あの国は逆に黒一色に染まるって噂も聞いた事があったな」

「はい。黒は闇を象徴する色とされていたので、無事故人が天上に上る為に地上を魔で覆い尽くす事で天一方に行先を固定しようという文化が根強かったですからね」


現代日本でも喪の際は黒服を身に着ける文化が基本だった事を思い出した葵は、果たして日本においてその文化の理由は一体何故だったのだろうかとぼんやりと思い返しながらも、オルコスとチトによって交わされたオーフのまるで絵本染みた文化を聞き流していた。理由を聞いている限り、本当に信仰色の強い国の様だ。アニメや漫画そのものの様な文化を古来から持つ国を前に、少しだけ訪問が楽しみになった葵を横目に会話が終了したらしいチトは不思議そうな顔でその様子を眺めていた。


「…ん、黒はルシエの黒焔と同じ色。ここで白基調とか言われたら、ルシエは嫌って言ってた。だって、白はヴィルの白焔の色。なんか、ヴィルに染まったみたいで、嫌」

「何故!?」


素直にショックを受けたらしいヴィルが固まった様子を笑った葵と、笑うのを我慢する様子のオルコス。そして、言い切った自分自身に対してどこか満足気なルシエ。ソフィが言う通り、これまでは各々の事情で心の底からの純粋な表情を浮かべる機会は少なかっただろう四人がこうして素直なやり取りを交わせるのは、間違いなく我慢する事無く笑う葵と交流を持ったからなのだろう。葵が浮かべる笑顔の全てが例え本物ではなかったとしても、少なくとも今の葵が見せる表情は柔らかくて、自然体であるような気がした。


「…だが、ルシエの言う通り白は俺を象徴する色でもあるからな。…まぁ、アオイとルシエと色違いの服を身に着けられるならばその時点で何を出されようと俺は喜んで着て見せるだろうが」

「ヴィル君って、偶にホンマに素でキモイ時あるよな…」

「何故!!!!!」

「ヴィル、うるさい」

「っく、うふ、ふふふっ…!」


どことなく遠慮がちで気遣いばかりをしていたルシエが素直に悪態をついて、それに対して大袈裟すぎる位の反応を示すヴィル。ついに我慢出来ずに笑いだしてしまった、協調性ばかりを重視していたオルコス。ソフィの変化ばかりが目に付いていたが、人間とは本当に目にもとまらぬ速さで変化していく生物の様だ。確かに、この笑顔を守りたい等と言い切るつもりはないが、下らない人間の揉め事に狂わされてしまうのは面白くないと思う。


「ね、チト君今から着てみる?」


茶番の合間を縫って、葵が身に着けていた服装の赤色で部分的に変更されたパンツの一式をもって詰め寄られたチトは、自身が自然と思い至った結論に小さく笑う。不思議そうに首を傾げる葵の頭を軽く撫でつければ抵抗はされず、更に面白くなったチトは今度こそはっきり笑いながらその一式を受け取った。


「…ま、程々に深入りするとしますか」


会話を終えて直ぐ、チトの承諾を示す文書をヴィルに送り付けて直ぐ世界樹がある地に向けて準備をしているのだろうソフィのしてやったり、と言わんばかりの表情が突然脳内に浮かび上がって、問答無用で振り払う。けれどもその表情は、決して暗くはなかった。


「で、オーフ国内での式典関係はこの服を着ていくとして…訪問に際した手続きは進んでいるのか?」


その一言に、四人の目線がチトへと集まる。僅かに顔を見合わせたのは、一番の手続き当事者であるヴィルとオルコスだった。


「…チトさんは、現在オーフ内部で発生した革命成立に乗じた混乱の実態をご存知ですよね。実はわたくし、それに際して既に時期聖人候補筆頭である兄から訪問に関する承諾書の承認印を頂いているんです。現状問題になっているのは、わが国ではなく…」

「トート上層部だ。突然長年事実上の鎖国を行っていたオーフで訪問の受け入れ準備が整った。革命を知らない上層部は当然のように大暴れだ。承諾一覧に上がっている名前が学生だけだったって理由もあって、余計な横槍を入れようとあちらこちらが鬱陶しくて仕方がない」

「あー…そりゃ、オーフとの外交問題解決の可能性も大いにある以上手柄が欲しい貴族は幾らでもいるだろうな」


考えれば分かる、明確な貴族同士の足の引っ張り合い。久方ぶりにファンタジーやなぁ、と感想を抱いた葵は特に口を挟む隙もない会話を聞き流していた。多分、恐らく、きっと、葵は深く関わってはいけない部分であったので。


「ん、他にも、ルシエやヴィルが次女次男である事を言い訳に、長男の立場にある者が行くべきなのではないかって外交部門が騒いでる。これまで、ルシエ達の動向には興味ありません、って態度を一貫させてた癖に、いざ重要な変化点が出現した途端我が物顔で干渉してくる。…邪魔」

「おーおー、相も変わらずどこの国も上層部ってのは腐ってるもんだなー」


頭を抱えながらため息が止まらないヴィルと、完全にキレて悪態をつくルシエ。そんな二人を宥める様に、無意識でそっと頭を撫でたチトは困った表情を浮かべて曖昧に首を傾けるオルコスの方へも視線を向けた。トート上層部が混乱を起こす要因のきっかけとなった自覚があるのだろう。オーフ側での受け入れ態勢が公文書を伴って完了した以上、干渉する手立てもなくトート側からの回答待ちである彼女は、非常に歯がゆい思いをしているに違いなかった。小さくため息を吐いたチトは、つい先ほどソフィと交わした会話の一端を思い出しながらも仕方なくヴィルの肩をそっと叩きながら顔を上げさせた。


「はぁ…俺が顔を出してやろうか?ってか、早く動かねーとソフィが面倒臭い。アイツ、お前らの事相当気に入ってるらしいからさ、最大限手助けしろって圧が凄いんだよ」

「へ…本当か!?チトが表に出てくれるだけで、恐らくこの有象無象全てが一括で解決するぞ!?」

「だろうな、この国俺に頭上がんねーし」


余り使いたくなかった最終手段を前に瞳を輝かせたヴィルが詰め寄ってきたのを、人差し指で額を弾いて追い返す。同じく邪魔者が去る事が嬉しいのか表情を明るくしたルシエは、額を抑えて悶絶するヴィルを上機嫌にからかい始めた。様子を伺っていたオルコスも、解決の糸口が自ら手を上げてくれた事に安心したのかほっと胸を撫で下ろしているようだ。


唯一、何となくで理解をしていながらも詳細までは未だ把握していない葵だけが、一連の流れを不思議そうに静かに眺めていた。



―――


「———ごめんなさい、チトさん。貴方はきっと、オーフになんて行きたくなかったでしょう?」


チトのトート上層部への口出しが決まり、機嫌良く帰っていったヴィルとルシエを見送り、夕飯の買い出しがあると言ってその場を離れていった葵の後ろ姿を見送っていたところに声をかけてきたのはオルコスだった。自分も家に帰ろうとしていた事を察したのだろう、ローブの裾を僅かに掴まれた感覚に気付いたチトは、ゆっくりと振り返った。


時刻は夕暮れ時、暗くなり始めた空にいつの間にか結構な時間が経過していた事を認識したチトは、視線を向けた先で困惑や苦しみ、悲しさ、そんな受け身的な負の感情を器用に瞳に詰め込んで見詰めてくるオルコスの様子に、内心ため息を零した。まるで、悪い事をしてしまい怒られるのを待っている子供の様な瞳でチトを見上げてくるのだ。そんな様子に小さく深呼吸をしたチトは、自身のローブの裾を掴んでいたオルコスの手を握って、慌てる様子を無視して歩き出した。


「あ、あの、チトさん…っ!?」

「んー…時間もいいしな、登るか」

「へ?って、これは…展望塔…?」


困惑するオルコスの手を引いて暫く、辿り着いたのはトートの街中から少し外れたところにある展望台だった。想定外の目的地に首を傾げるオルコスの手を引いてその階段を登れば、肩で息をしながら疲労したオルコスが立ち止まった。もうそろそろ離れる事もないだろうと一人で頂上に向かい少し待てば、慌てて息を荒げたオルコスが膝に手を当てて必死で空気を吸い込みながら、追うようについてきた事を確認して頂上を囲む柵の方へ歩み寄った。


「はぁっ…っはぁ、えっと…っあの、チト、さん…?」


ずっとされるがままだったオルコスも流石に我慢が出来なくなったのか、ほんのり恨みがましい視線で睨みつけるようにチトを見る。回復専門の彼女にとって、それなりに長い階段は中々の運動になったらしい。けれども、そんな反応全てに無視を決め込んだチトが静かに上空へ顔を向ければ、つられて視線を動かして視界いっぱいに広がった絶景に黙り込むしかなかった。


いつの間にか夜の帳が下りた空には、満天の星空が広がっている。


「美しい、夜空ですね…」

「ふっ、だろ?」

「勿論強引にこの場所に連れてきた事はあまり許せませんけどね…」


拗ねた様子を見せながらも素直に景色を認めたオルコスに対して吹き出したチトは、改めて夜空に視線を動かし星を掴むように両手を伸ばした。あと一歩前に進めば掴めてしまいそうな、そんな中毒的な美しさを見せつけるのが自然現象である空である事にオルコスは素直に感心していたが、続いた言葉に思考を止めた。


「ここさ、ずっと昔…世界戦争時代以前から何度も立て直されてこの場所にあり続ける展望台なんだよ。昔からある癖に、街中のどの建物よりも…城よりも、頂上が高い場所にあるんだ。つまり、何処よりも星が近くに見える場所なんだよね」


昨今占星術によって用いられる自然現象の一つとして注目を浴び始めている星は、その実態や存在理由の解明が難航しているらしい。謎だらけの自然現象の一つとしてしか印象を持っていなかったオルコスは、この場所が世界戦争を終えて晴れた夜空に広がった星が、戦争以前にも見えていた事を遠回しに理解させられて思わず目を見開く。そんな様子に苦笑を零したチトは、変わらずゆっくりと言葉を飲み込んでいくオルコスの様子を確認してから、続きを口にした。


「この空ってさ、知っての通り世界戦争時代は見れなかったんだぜ?魔王を筆頭に魔人や魔族、魔物たちが常時放つ過剰な魔力が最終的に上空に集まって、雲を引き寄せて世界中を暗闇で包み込んでいた。そう言えば…二百年前位に起きたトートとキーフ間の戦争の時も、残酷な魔法が持ち出されて、空を灰色に染めていた気がする」


チトとの付き合が長い訳ではないオルコスだって、チトがキーフとの戦争に関わっていた事情はほんの僅かながら話に聞いている。けれども、それを彼が自ら持ち出すことを善しとしていなかった事位、察していたのだ。だから、息を呑んだ。チトが見せつけた変化の原因が、自分を大きく変えた葵である事を理解していながら、葵の影響力の余りの強さと劇物加減に僅かに恐怖を感じて、言葉を飲み込んだのだ。そんなオルコスの内心を知らず、自分の大きな変化にさえ気付いていないチトは言葉を続ける。


「今の世界じゃ朝陽が昇って、夕陽が空を赤く染めて、夜は星空が埋め尽くすのが極普通で、当たり前の事だよな」

「…は、はい。そうですね…?」


チトの言葉の意図を理解しようと、空から視線を動かさず思考を必死で動かすオルコスはどうにか問いかけに返事を返して再び口を塞いだ。そうだ、今考えるべきなのはチトの変化や葵の影響力、過去そのものではなく、チトが語る記憶についてだ。しっかりと気を持ち直したオルコスは、ずっと自分の腹の前で合わさっていた手のひらを祈る様に結び合わせて、胸の前へと寄せた。


「オルコスは、虹って好きか?」

「はい?…えぇと、特に感情はありませんが…美しいとは、思います?」

「今じゃ運が良ければ雨上がりに空に浮かぶ虹だって、世界大戦時代や国家間戦争時代は空が灰色だったせいで知識にすら存在しない物だったんだ。当時の子供達は、虹の話をされても不思議そうに首を傾げるばかりだったよ」


そう言ってチトが星空に伸ばした両手を外側に向けて動かせば、虹の形を模していた事が分かったオルコスは静かに頷く。何かを懐かしむように、どこか愛おし気に浮かべられた表情は間違いなく今ではないどこか遠い過去の記憶を脳裏に再生している証であるように思えた。静かに話を聞いていたオルコスは、ようやく久方ぶりに視線が絡んだチトに驚いたように固まった。そんな様子に笑ったチトは、そっとオルコスの頭を撫でつけながら口を開く。


「俺は確かにお前の国のせいで生まれてしまった、世界戦争時代における最大の被害者だったのかもしれない。それ自体に何かしらの言葉を告げるつもりはないし、許す気だって一切ないんだ」

「はい。貴方の存在は、我が国が作り出した過去最大の失態…その象徴です」

「でも、でもさ?戦争が終わるきっかけになったのも、俺なんだぜ?世界戦争も、国家間戦争も…どちらも滅茶苦茶不純な実態があった訳だけどな」


悪戯っ子の様にニヤリと笑ったチトを前に、緊張感が高まっていたオルコスは少しだけ気が抜けて、肩の力を抜いた。その様子に満足げに頷いて、チトは撫でつけていた手を再び星空へと伸ばす。


「何が言いたいかって言うと、お前の国のせいで生まれた俺のお陰で、今の世界はそこそこ平和なんだ。俺の存在はただの被害者ではない。自分で言うのも変な感じだけどさ、俺は被害者であると同時にこの世界の英雄なんだ。で、俺が英雄に慣れたのは、ある意味お前たちオーフが起こした過去の失態のお陰。だから、まぁ…気にすんな、とは絶対に言えない。でも、気にしすぎんな。…分かったか?」

「チトさん…いえ、チェント様。……、はい、ありがとうございます。オーフを代表して、貴方の言葉をこの胸に刻み込むとお約束します」


全てが救われた訳ではない。それは、過去を引きずるチトも、国が犯した過去の失態を受け継ぐオルコスも同じだった。それでも、たった今交わされたやり取りのお陰で何かが変わったのだろう。満足気に頷いたチトは、それから暫く星空を楽しんでから一人先に帰路へ着いた。ゆっくりと眩し気に瞼を細めて星空を眺めていたオルコスも、静かに頷いて後を追うように展望台を離れる。


いつの時代も変わらず在り続ける広大な星空だけが、瞬いてその変化を祝福しているように思えた。




―――



「さーて…エトちゃんには誤魔化して伝えたけど、世界樹の不調だなんてこれまでで初めての経験。基本的に無機物から生み出されるはずの魔王の種が、有機物に混入した反応…その基礎個体が大したことない存在ならいいんだけど…」


風に乗って木々の隙間を駆け抜ける。普段飄々とした態度を浮かべている事などまるでなかったかのように、盛大に歪ませた表情で世界樹までの道のりを急いでいた。本来であれば、感知した瞬間から様子見に飛び出したい程の異常、それでも留まってオルコスから始まった変化点をある程度見届けたのは、矢張りソフィと言う人格が大きく変化してきているからなのだろう。


ソフィが突如察知した異常反応、それは世界樹に何かしらの状態変化が起きている反応そのものであった。本来であれば世界中を包む高濃度の魔力に接触する事で発現する筈の魔王の種が、この世界のナニカに混入した合図である。下手に強力な魔物や意識保持個体が基礎となっていた場合、本来あるべき世界が持つ許容量を大幅に上回る力を持った魔王が誕生してしまう可能性が非常に高いのだ。


そもそも魔王とは、発生直後は大きな力を持たない意識すら曖昧な魔物と変わらない疑似生命体である。その根本的な特殊性から周囲の様々な魔力を取り込み成長を重ね、最終的に人類が失った協調性を取り戻した頃を見計らって最大状態へ変質していく。世界中の種族が手を取り合い、全身全霊をかけてようやく討伐に辿り着けるよう調整が施された、世界樹が生み出す増えすぎた生命体の間引きと同種族間の共通認識を取り戻させる為の全世界共通の敵こそが魔王だ。そんな過程を得て人類同様に成長していく筈の存在が、発生当初から強大な力を持っていたとすれば…文明崩壊どころか、予期せぬ人類滅亡の可能性すら引き起こしてしまう。


それは、世界樹の意図とも、そんな世界樹に従って文明の発展を調整する役割を持つソフィ個人としても、望まない結末である。決して世界樹に均衡と継続を保つよう命じた、言わば外の世界に位置する神の意志とは異なるのだ。


「まずは、魔王の種が一体ナニに植え付けられたのかを確認する必要があるねぇ…」


高速で思考を回しながらも、森を移動する速度が緩まる事は一切ない。強く杖を握りしめ、一直線に世界樹へ向かうソフィは一瞬脳裏に過った”嫌な予感”を無理やり意識の外へ押しやって、遥か遠くで存在を主張する世界樹を睨みつけた。


☆評価やブックマークで応援して頂けると励みになります。次回も是非御一読下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。