馬鹿皇子の死
今回は馬鹿皇子の死の話です。
「く、苦しい」
「ランバ様、どうされましたか」
「ランバ皇子、しっかりして下さい。誰か、医者を呼べ」
「駄目です。既に亡くなられています」
医者が既に絶命していると、ピンクと側近候補に告げた。
「ランバ皇子が病死した」
ルビー帝国にランバ病死の悲報が届いた。
「本当に病死なのか」
「毒殺されたのではないのか」
皇宮内で様々な憶測がされた。
「ランバ様は毒殺されたのです」
「ランバ皇子は間違いなく病死です」
ピンクと側近候補は直ぐに帰国させられた。
ピンクは毒殺だと主張して、側近候補は病死だと主張した。
二人の主張は真っ向から対立した。
伝染病の可能性がある為に遺体は直ぐに火葬されて、毒殺か病死かの検証は不可能だった。
医者の診断書には病死と書かれていたので、側近候補の主張が認められて、病死と判断された。
ピンクは偽証罪に問われてしまい、厳格な修道院に送られた。
側近候補はランバの代わりに駐在大使に就任した。
遂に馬鹿皇子のお守りから解放された。
側近候補は心の底から歓喜して、邪悪な笑みを浮かべた。
実は側近候補がランバの愚行に耐えかねて、ランバを毒殺したのだった。
医者も買収されていた。
ランバの人生は側近候補に毒殺されるという結末で幕を閉じた。
真相は闇の中に葬られていて、決して表沙汰にはならなかった。
次回は未定です。




