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プロローグ
星間通信、通称、惑星間インターネット。それは、素粒子を用いた通信技術で、通信距離を問わず、ほぼタイムラグなしでの通信が可能だ。
その通信技術が、とある宇宙の惑星αにはあった。通信相手は、1万光年離れた惑星β。この2つの惑星は、星だけでなく、人間も同じ文化を有していた。
しかし、いくら通信技術が発達しても、1万光年も離れた惑星間には、大きな壁があった。
それは、物体の転送技術が皆無だということ。つまり、人間は2つの惑星を行ったり来たりできないということだ。
厳密に言えば可能なのだが、超長距離航行型の宇宙船を造るか、ワープをするかない。どちらにしろ、人間の寿命が1万年以上ある、またはワープの技術があったらの話だ。
と、ここで1つの疑問が湧く。それは、なぜ1万光年離れている両惑星に人類が存在するのかという事だ。
その疑問を、これから抱くことになるであろう少年が惑星βにいた。




