プロローグ
私は、ずっと1人だった。他人が怖くて、自分の殻に閉じこもっていた。要するに、人見知りだった。
だから友達なんて、現在進行形で語れる人物は存在しない。いつだって1人、今後もそうだと確信してる。
ある日、ネットサーフィンをしていた。特に目に止まったものがあった。それは、惑星間インターネット、星と星を繋ぐ通信手段のことだ。
でもそんなのできるはずがない。だって、通信相手が居ないから。相手というのは星だ。当たり前だが、それが存在しないと、通信という概念は成立しない。そもそもの生まれる世界が違っていたのだ。
「生まれ変わりたい」
そう口に吐露して、私はゆっくりと深い果てのない眠りについた。
「おはようございます、天気予報の時間です…今日は雪が降るでしょう…」
何かの音が聞こえる。周りは暗くて何も分からない。でも、耳に届いてるこの音は認識できた。
「惑星βは、も同様に雪の予報が出ていま…」
「通信感度レベル4で良好です。快適にインターネットができるでしょう…」
また何度か意識を失いかけながらも途切れ途切れに聞こえてるこの音は、懐かしいが、同時に嫌な予感がしていた。
そう思うと同時に視界が一気にひらけた。
そして、自分の置かれている状況が分かると、布団を一気に払って飛び起きた。
「へぁ?てか、学校…何時…ってもうこんな時間!!」
私はボケていたのか、よく覚えていないが、あれは変な夢だったのか。
とにかく学校に行かなければならなかった。




