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この世界にクリアできないゲームなんて存在するはずがない!  作者: きたばぁ
第3章 〜水の町を牛耳る自称神!?〜
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第2話 水の町の自称神!?

女の元へと進む光。


一体、この女は一体何者なのか


本編へお進み下さい。

僕は民を束ねる女の元へと近づいた。

「弱き者、妾に何を求める。」

「なにを・・・って 僕はこの町は初めてで・・・」

「そうであるか。無知な者よ、妾の名はフティス。弱き者の心に安らぎを。町に安寧をあたえるものよ。」


この口ぶり、なぜか無性に腹が立つ。確かこんな皮肉を言うようなやつが僕のすぐ側に

にいたような・・・

「それで、弱き者よ。お前の側にいる女が気に触る。なぜ、お前がここにいる。」

「私のことですか? フティス。」

なんだ・・・また知り合いか。ツバキはどれだけボスと繋がってるんだ。案内役というからおかしくはないが、もう揉め事はごめんだ。それもこれもつい先程、ボスと戦っていところを目の当たりにしたからだ。


「なぜ、ここに聞いていると問うておる。妾の問いが耳に入らなかったのか? 早よ答えよ。さもなくば、妾の槍で浄化してやろうぞ。」

「またまた、その汚い槍で浄化とは、汚染間違いではないのですか?私はこの光様の案内役であなたのような頭の悪いやつを潰しているのです。」

「おい、やめろ。 もう揉め事は御免だ。抑えろ。」


僕はすかさず、ツバキを止める。

もう魔法でここ一体を焼き尽くす勢いを感じていた。

だが、おかしいことが1つ。なぜ、自称神は平然と殺しの話をするのか・・・安寧を求める神ではなかったのか・・・


「失礼しました。光様。 こいつを消すのは私の役目ではありませでした。」

「フフフ、妾を消すとな? この者が? 妾を敵に回すとはこの町の民、全てを敵に回すことと同じことじゃぞ?」


やはり、そうくるか。この町の民に何の罪もない。ここをどう切り抜けばいんだ。

「光様にそんなことを言っても無駄です。この男をなめていると痛い目にあいますよ。」


そんなことを言っても無駄? 僕が民ごと殺すとでも言いたいのか?それとも殺すのに何の思いもないとでも・・・

「は? ツバキ、僕が民を平気で殺す。そう言いたいのか?」

「光様、本当にバカですね。もうここに来る前のことを忘れたのですか? なんでもかんでも突発的に発言するのはおやめください。」

そうか、そうだった・・・ここで起きていることは全てゲーム。忘れていた・・・こいつを倒せば全てが元に戻るんだ。


「どうした。劇は終わったか? 民を救済する妾は忙しい。あまり時を無駄にしとうない。」

「ああ、そうか。じゃあ存分に救済の邪魔をしてやる!」

そうだ、こいつを殺すんだ。僕の使命はただ一つ。目の前に現れるボスを全てなぎ倒し、ゲームをクリアすること。

「そうか、弱き者よ。妾の邪魔をすると言うか。よかろう。その言葉、後悔させてやろう。」

僕は玉座に座っている、自称神に向かって銃口を向ける。だがその瞬間、僕たちの周りにいた民衆が立ちはだかった。

「弱き者たちよ。妾を守れ。さすれば救済をやろう。」

「くそっ邪魔だ。」

これでは、民衆に隠れて自称神に狙いが定まらない。


「光様、迷わずあの民衆達を薙ぎ払うのです。」

「やるしかないのか・・・」


「やはり、罪のない民を殺すことはできぬか。無力な者なあ。そんなものでは妾には近づくことすらできんぞ。ほら、薙ぎ払って見せよ。」

自称神がそう言い放った瞬間、民衆が一斉に僕に襲いかかってきた。

「くそっ・・・」

僕は剣で民衆に斬りかかる。斬った瞬間の苦しむ声だけがリアルに響いてくる。

しかし、リアルなのは声だけで死ぬ様はあっけなく、どこか芝居をしているかのように見える。

それに加え、人を殺すということに対して恐怖心が全く感じない。なんだ、この感覚は。恐怖どころか、どんどん楽しくなってきた。

「ふふふ、いいぞ弱き者よ。妾は楽しい。もっと狂え。もっと。もっと。」

だめだ。抑えることができない。

楽しんだ・・・気に触るのは、苦しそうな声と芝居のような死に方。いや、それさえもどうでもよくなってきた。


「光様、まんまと奴の罠にはまって楽しそうに狂っているところ悪いのですが、死んでもらっても困りますので・・・スフィア!」


僕はツバキの衝撃波によって我に帰った。ふと後ろを振り向くと、そこにあったのは無数の民衆の死体だった。

思わず、剣と銃を落としてしまい、嘔吐した。

生々しい死体の山。全て僕がやったと思うと民衆を殺していた時には無かった恐怖心が芽生えてしまった・・・



自称神を名乗る、水の神と戦うことになった。

幻惑を使うようなこの敵と光はどう戦いを繰り広げて行くのか?


次回も是非お読みください。


よければ、ブックマーク登録や評価のほうを宜しくお願いします。

では、また違う物語でお会いしましょう!

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