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モブですらない俺が陰の英雄とされて困っています〜魔導科学の暗躍者  作者: 高麗豆腐
〜第一章〜ゲーム開始前の世界とA級幻葬士
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第一章 エピローグ

今回はめちゃくちゃ短いです。

 「そんなことが……こちらで調査してみます」神楽さんのその一言でこの話し合いは終わりを告げた。恐らくは琴音のことだとは思うが調べるらしい。


 話し合いが終わって、主人公ともう一人の男性は帰っていった。呼び出しを受けた俺たちも用がなくなったらしく、そのまま神楽さんから休暇を言い渡されてその日は終わった。


 向かう先は、ようやく建てられた第三席用の自宅。そこへと帰る道すがら、一緒についてきている琴音に対して、俺自身が持つ疑問をぶつけた。


 「唐突だが、さっきの奴と琴音は知り合いだったりするのか?」ゲーム内の設定通りであるなら、その筈である質問を琴音に対して問いかけた。


 「えと、はいそうです師匠。やっぱり気づきましたか」隠す気はなかった琴音は素直に教えてくれた。


 やはり、琴音は主人公と知り合いの幼馴染と友達だったらしい。だが聞いていくとゲームでは語られていなかった内容へと変わった。


 「でも私は二人より年下なんですよね……」


 「え、えと、何歳くらい?」


 「二つ下です」「二つね、なるほど」


 まさかの二つ下だった。つまり主人公は俺の、いや俺たちの二つ上。


 俺の記憶が確かなら原作では、主人公が高校生として勉強をしているときに起きた事件で本格的に幻葬士として行動し始める。あの二人が俺たちの二つ上だとすれば今は中学三年生。


 つまり、あと一年でゲームが始まるのだ。それが意味するのはあのラスボス率いる組織との戦い、幻影との戦いの始まりを意味する。


 不承不承だが可愛い弟子になった琴音も恐らく、俺が原因でこれからストーリーに本格的に巻き込まれていくのだろう。


 (守る為にも色々とやるしかないな……結局のところ主人公並みの強さは欲しい。少なくとも「Pandora」そう呼ばれるあれが欲しい!)


 「師匠着きましたよ」「ああ」

 

 決意を新しく固める。


 目標 世界最強の魔導を使う幻葬士。


 必要なのは、今の生活を守る為の力。そして、その為の「Pandora」入手、琴音の特殊魔導である召喚魔導(サモンマギ)を覚えてもらうこと。


 遠い目標に、少しの不安が芽生える。だが、越えなければならない。少なくとも、前世のようにはならない為に。


 


 

 


 

えー、今後から、更新するタイミングを3日から5日に一回のところを1週間に一回。この作品又は「八盟の英雄」どちらかの作品の投稿にします。


どうか、ご理解のほどお願いします。

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