主人公との出会い
11月13日 原作主人公の名前、及びその師匠の名前を変更しました。
「さて、ここか」「開けましょうか?」「流石に大丈夫だ」
今回の件で話し合いに使われる一番大きな会議室へと着いた、真と琴音。
二人は中にいる神楽達と合流しこれから先のことを話し合う為に扉を開ける。
そこから先は原作から離れた出会いが始まる会場になった。
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主人公視点
テロ組織、幻想の牙についての話し合いが佳境に入り始めたタイミングで、まだ少年とも言える顔立ちの男性と知り合いそっくりの女性の二人が入ってきた。
これに関しては中学3年生の僕が幻葬士として働いているので彼らについて言えたことでは無いけれど……歳がかなり近そうな雰囲気なので、驚いた。
「失礼します、特務官房長官殿。呼び出しに応じ、私以下一名出頭しました。」
「ありがとう、さて彼らも入ってきたことだ。改めて、黒木さん今回の件について話していこう」「ああ、分かった」
「では、S級幻葬士である私、月葉七海が今回の件について、及び発端から話していきます」
月葉さんが話し始めた内容は、彼らが入ってくる前と同じことの説明だった。
「以上の理由から、我々の支部ではテロ組織殲滅の為の布石として、特務官房長官が率いる特務部隊員を送り込みました。結果として、送り込んだ隊員は敵幹部と戦闘に陥り失血死寸前の大怪我を負わされ、対する相手方も大怪我を負い、施設を放棄し撤退しました。」
「ふむ、それは先程も聞いたが……彼らがその隊員と?」
「はい、男性の方が一人で斥候を行いました」
(あの男性がたった一人で⁉︎)
かつて、《Pandora》と呼ばれるタイプの剣を扱える僕を狙って幹部が襲ってきたことがあった。そのときは否応なしに切り札である《Pandora》を使わされ、義父さんと協力が必要だった。
それをあの人はたった一人で忍び込んで、あまつさえ戦って、敵を退けたのかのか⁉︎
父さんの方を見ると、やはり自分が戦っていることもあって中々、信じられない様子で考えこんでいる。難しい顔をしていたが、知り合いである官房長官を務める神楽坂木葉さんの表情を見て、視線を男の方に向け口を開いた。
「…君は幹部と一人で戦い、痛み分けだが撤退させたのだな?」
「はい。確かに私が戦いました。申し遅れました…私は特務部隊《十二秘奥》の第三席を頂いているものです」
十二秘奥⁉︎ 今まで、組織内で部署としては名ばかりの部署として存在している、ある分野では最強と呼ばれる幻葬士を集める筈だった……あの?
「何⁉︎そうか…君がか……それで第三席殿は計画とやらについては?」
父さんとしては、先程の話し合い出てきた敵組織の施設確認と計画について斥候を行った彼について聞こうと質問をした。
「それ以上は長官命令が無ければまだ…」だが、第三席と呼ばれる彼は命令が無ければ話すことができないらしい。
どうやら先程とは違った話が進み始めた。何やら計画とやらがあったらしい。
「構わない、第三席いいよ」
「了解、それでは計画について、恐らく……特殊魔導保持者を狙ったものです」
「すまない、何故、恐らくなんだ?」それについては、僕も気になっている。僕の幼馴染だった一人がこの街に引っ越していた、その子ではないが、もう一人は特殊な体質で一緒の街で住んでいる。が、どうも今回の計画は彼女と無関係には思えなかった。
「それについては、計画入手の際に敵幹部との戦闘に陥り入手が出来なかったからです。ですが、敵幹部が一部語っていた内容は手に入れられましたので、恐らくと付け加えました」
「成る程」父さんは、似たような経験があるのか納得しているが…それは、敵として大丈夫なのかと謎の不安を抱くが話は続く。
「それで、この場合の保持者とは一体誰を指すと思われる?」
「それについては、分かりかねます。予測ですが、この街の一般市民にいるのではないでしょうか?」
「何故そう考えた?」「……つい先日にこの街で幻影領域が発生したことが理由です」
「ほう、それについては私も気になる。第三席、続けてくれ」
どうやら、神楽坂さんも話に興味を持ったのか話に入ってきた。
「私の考えですが……彼らが領域を生成したのではと考えています」
そんな馬鹿な⁉︎
「そんな馬鹿な!」父さんも同じ考えだったのかかなり驚いていた。
「第三席、続けろ」
「発生した場所がかなり特殊で学校なのです」
(えっ⁉︎いや、学校は確か)
「父さん、学校には発生しないであろう場所が選ばれているよね?」「それが、ど……まさか⁉︎」
「はい、それが怪しいと思った理由です」
「行方不明になった存在はいたりするのか?」「父さんそれについては僕が聞いたことだけど」
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真視点
扉を開けたら、そこは原作主人公がいました。
な… 何を言っているのか、わからないと思うが…おれも、何故主人公がここにいるのかさえわからなかった…頭がどうにかなりそうだ……部屋を間違えたとか見間違いだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてない。
間違いようのない主人公の姿!ちょっぴり幼く見えるけど…
そんな、頭の混乱を他所に体はやるべきことを果たす為に決まった言葉を口にする。
「失礼します。特務官房長官殿。呼び出しに応じ、私以下一名出頭しました」
そこから先はメタなことをいうと以下同文。そして、主人公が俺に飛んだ質問に答える
「父さんそれについては僕が聞いたことだけど、一人だけ姿を見なくなった人物がいるんだ」
「誰だ?」
「そこまでは……ただ、その学校の生徒らしい」




