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俺 自分の為に生きます!  作者: フェニックス武田
第1章 異世界転生⁉︎とりあえず冒険者始めます
12/29

成敗

「調子に乗るなよ。このガキが。」


おっ気絶したと思っていたがそう簡単にはいかないらしい。さっきまでの余裕を消して俺に向けて殺気を放ってきた。


「や、別に調子に乗ってないけど〜。むしろさっきまで調子に乗ってたのは君の方じゃないかな。」


「このクソガキ。死にやがれ〈落雷〉」


直後、俺の頭上から雷が落ちてきた。


雷の速さは雷の玉より遥かに速い。それでも俺なら、この程度ー


「〈転移〉」


俺は〈転移〉使って〈雷神〉の横に移動するとけれを放った。。盗賊のときとは違いかなり力を抜いた一撃だったが。


「なっ⁉︎」


〈雷神〉は自分の横に突然現れた俺に驚きつつもなんとか俺の蹴りを躱した。


「おっ、今のは避けれるのか〜」


俺は感心して呟いた。


「テメェ、いったい何者だ?」


「君の言うところのカス冒険者だよ。」


俺がそう言うとなんとか伯爵が横からわめきだした。


「ミュート、何をやっている!俺の命令が聞こえねぇのか?俺はさっきそのガキを殺してエリーを連れて来いって言ったんだぞ。」


「分かってるっての。なら俺も本気でいくしかねぇか。ガキ、もう容赦はしねぇ。これで終わらせてやる〈身体変化:雷〉。」


そう言うと〈雷神〉の体から大量の魔力が放出され奴の頭上に集まっていく。そして放出した魔力が全て集まると巨大な紫色の雷となり奴の体に落ちた。


その余波でギルドは半壊し既に建物ともよべない状態になっている。


(これ、やったの〈雷神〉だしギルドの修理代はあいつが払うよな。あとはあいつを殺さないようにしないとな。うっかり殺しちゃってお前が修理代払えなんて言われたらたまったもんじゃないしね)


〈雷神〉は全身に電気を纏わすとそのまま空中に浮いた。


「ふっ、あまりの俺の力に声も出ないようだな。そうだ、これが俺の本当の力だ。〈雷魔法〉を極めたものだけが使える究極の魔法だ。」


俺が修理代のことを考えて何も喋ってないのをビビって喋れなくなったとでも思っているようだ。


「さあ〜地獄の始まりだ。この俺に泣いてわびるがー」


「うるさい」


ばきっ


なんか無駄にテンションの高い〈雷神〉さんが鬱陶しくなったので奴の近くに転移して殴った。ただし今回は加減せずに。


骨が砕ける音と共に〈雷神〉は地面に落ちていった。


俺は殺したかもと焦って奴のところに行った。


幸いなことに死んではいなかったが、白目をむいて気絶していた。


(やっぱ大して強くないな〜。いや、単純に竜神の力が強すぎるのかな?とりあえず〈雷神〉は片付いたし、あとはおっさんに任せていいのかな。んっ?)


俺の〈気配感知〉によると近くに人がいるらしい。もしかして逃げ遅れたのかと思いそこに行くとそこにはー


「ミュートの奴は使えんな。そうだ。さっきのガキを俺の護衛にしてやるか。金と女をやれば断らねぇだろうし。」


なんとか伯爵がいた。


「いやいや、普通に断るけど。」


「なっ⁉︎貴様いつの間に⁉︎」


「逃げ遅れた人がいたら大変だと思ってたけどあんたなら別にいいや。」


「貴様私を誰だと思っておる。この街〈ソラス〉を治めるフレッド伯爵だぞ。」


「そんなの関係ないね。ああ、そうだ。一つ言い忘れてた。これ以上エリーに近づかないでね。もし、これ以上エリーを傷つけるのなら…」


俺はフレッド伯爵を蹴り飛ばした。


「き、き、さまこの私に暴力を振るうとは、ゆ、ゆるさんぞ。私にかかれば貴様などすぐにでも…」


「じゃあ、ここであなたを殺すとしよう。ここで殺せばあなたが俺の邪魔をすることはなくなるでしょ?」


「き、貴様分かっているのか。貴族のおれを殺せば」


「俺は自分の生きたいように生きる。そのためにこの力を使うんだ。俺の邪魔する奴がいるならそいつらを倒せばいい。ただそれだけさ。」


「ぐぬぬ。」


「あと俺の力のことをばらしたら、あなたに明日はこないと思っといてね〜」


俺は言いたいことは全部言ったので、何か言いたげなハゲ伯爵を置いて去っていった。



しばらく歩くと人が集まっている場所に着いた。そこにはグランやエリーもいた。




とりあえず、ギルド壊したのは〈雷神〉ってことは忘れないように言っとかないとね。



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