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路地裏の女達
「なんだ? マリオは?」
「そこに倒れてますね」
町の商店が並ぶ通りから少し裏に入っただけだと思われる路地裏。その場所で俺を運んでいたであろう男が倒れており、その男を知っていそうな者達が現れた。
背の高い女が2人、背の低い女が1人。
「こいつ、子供にやられたのか?」
背の低い女が無表情でそう呟く。
「みたいですね」
「使えない」
背の高い女2人がそう答える。
俺はそんな状況はどうでも良いので、辺りを見渡し商店のある通りの方に戻ろうとした。
「そっちじゃない」
そう呼びかけられる。
「俺は店の通りに戻りたいだけだ」
「それは無理だ」
背の高い女の片方がそう言って俺の肩を掴んだ。
グ
俺はその手を掴んで持ち上げる。
「やめておけ」
俺は女達にそう伝えた。




