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最強スケルトンに恋をした ~嫁達が強すぎて魔王認定されました~  作者: Hike技研
魔王城完成 そして

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閑話休題 ルナの剣術指南 ティナ

最近めっきり出番が少ないルナです。


そういえば、またしてもセトは私を置いて出かけました。

今度はクバネと言う場所らしいです。


おかしいですね。内政のほぼ全てを、いやセトハーレムの事をナチュラルに押し付けていきましたね。

加えてティナの剣術手ほどきですか。


良いでしょう。やってあげますよ。もう慣れました。


幸い今回はフィーナさんが暴れません。


いや、ちょっと前に暴れたので自粛してもらってます。

言って聞く人では無いのですが、今回は反省してるようです。



「ルナ!早く教えて」

ティナが木剣を持って中庭で待ってますね。


「午後からって言ったはずですよ。こないだ教えた型を繰り返していてください」

「えー飽きたよ」


「返事は、はい、以外聞こえません」


ティナが後ろで何か言ってますが、放っておきましょう。


モナは黙々やってたけど、ティナは飽き性です。

そしてすぐ我流に走ります。


型破りするにはまだ早いのですが、力だけはあるから。

型の意味がわからないでしょうね。


私もティナぐらい力があったら違う型だったのかも知れません。

いや、マグナスさんは力があっても型はしっかりしてますね。


剣をやめて宗教に染まって、なぜか筋肉教会を始めてますけどね。



執務室でリザが書類を整理してくれてます。

「リザもティナと一緒に練習する?」


「したい……」


リザはモウラに槍と剣の演舞を教わりましたが、戦いは知りません。

別に戦う必要はないけど、リザも力が強いので、ティナの練習相手になってもらいましょう。



さて、どうなるやら。



書類が得意だったり演舞もすぐ覚えたりするリザ。

ゾンビになる前も優秀だったんでしょうね。


そして力のリミッターを解除できる。怪我してもヴェルの血の効果で再生する。

ヴェルほど早くは再生しないようですが、無理が効くリザ。


対するは、アヤネの技を見よう見まねでやるも、体に合わない技と理解しないティナ。

憧れなのはわかりますけどね。ただ、薙刀を振るには体がまだ小さい。

でも小さい体ながら、力は私はもちろん、多分リザより強い。


だけど、さっきから連続で負けている。


「なんで〜」


悔しそうに仰向けになるティナ。


刃筋を確かめながら素振りをするリザ。


力まかせ、それも戦い方の一つですが、私は非力ながら工夫を重ねてきました。

いつか最強スケルトンに挑むまで技を磨いてきました、まぁ届きませんでしたけど。


その工夫した型をモナに教えたらすぐに抜かされて凹んだりもしました。


でも、人に教えて、自分ができない剣術をその人が作り出すのも楽しみとなりました。


この二人もまた、自分では想像できない剣術を編み出しそうで楽しみです。



「ティナは振る時に無駄な動作が多いよ。力をこめてるようで、今から行くぞが、丸見えになるの」


「よくわからない」



「リザの剣がいつくるかわかる?」


「わからない。気がついたら喉元に来てる」


リザは早いわけではない。無駄のない太刀筋。


「最短距離で斬ってるからね。あとは間というか、静と動の使い方かな」


リザから木剣を借りてティナの目の前で構える。


「いくよ」


「わかってるなら弾け……ない」

ティナが横にして受けようとしたが、私の剣はすでにティナの首筋を捉えている。


「なんで〜」


またティナが仰向けになって悔しがっている。


「悔しがれるなら、強くなれるよ」

私はリザに木剣を渡すと、少し離れる。


「リザ!もう一回」


何度もやり、何度も負ける。


でも、なんだか楽しそう。



「そろそろご飯にしようか?」


「もう少しだけ」



小さな剣士は、守られる存在を抜けたいのでしょう。


「帰ってきたら、セトをボコボコにするから」


違ったみたいです……

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