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最強スケルトンに恋をした ~嫁達が強すぎて魔王認定されました~  作者: Hike技研
魔王城完成 そして

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202/268

職人街と物資と危険人物と

鍛冶場は相変わらず忙しそうだ。

それなのにドンケンはビール片手に作業をしている。

フェルやレンも忙しそうにしてるな。

レンは気がついたか俺に寄ってきたが、俺が手で制する。


あまり、邪魔しちゃ悪い。

レンは不服か少し膨れていたが、またすぐに作業に戻る。


子供達がレンの後をついてまわっている。


職人街を歩くと他の工房でも子供が目立つ

皮職人のポルコが困り果ててるな、アイツ子供の相手できるのかな。


あいつの製品は輸出品としても人気があるから、ぜひ頑張って欲しいところだけどな。

困り果てるポルコが俺に気がつい寄ってくるが、

手で制する。自分で処理しなさい。

俺の微笑みに何か感じたのか、肩を落として戻っていく。



「こらセト!」

不意にふくらはぎを蹴られる。超痛い。

こんなことをここでするのは一人。


振り向きがてら顔のあるあたりを鷲掴みにする。


「おおいぃこらやめろ」


小さいツノが、ちょうどよく引っかかり握りやすい。

鬼の幼女もとい。姫?


ティナ・シヅマにアイアンクローをお見舞いする。

以前モウラから教わった。地味な技だが力をコントロールできるのが良い。


少し力を込める。


「ばか!割れる!脳みそ出ちゃう!」


「俺にそこまでの力がねぇーよ」


不意にティナが噛み付く。


「ばかお前きったない」


「私のカミツキが汚いものか。この」


カミツキに誇りを持つなよ。

再び蹴りをかまそうとするティナが宙に浮く



「それくらいにしなさいティナ」

長身の女性、頭には立派なツノ。


アヤネ・シズマ


イーゼルの護衛ボルガが門番に立った頃から、アヤネも交代で門番をしてくれている。



アヤネとティナの国を滅ぼした黒い骨を知るのはアヤネだけだ、

そして今そいつはノアにいる。


その警戒もあるのだろうが、モナの兄弟が不在な今はとても頼もしい。

門以外の場所は北区の強面が見回りをしてくてるようだ。


「疲れてるのにティナの世話まで大変だな」


「普段はおとなしいんですけどね、貴方やモウラにはよく甘えてますね」


その言葉にティナが赤面している。




だが、許さん。


もう一回アイアンクローしようとしたら逃げていった。

アヤネも会釈をしてティナを追っていった。忙しいな。



職人街の外れに木材が運び込まれている。

強面の集団が、忙しなく動く。夜の見回りもしてるのに体力あるな。


その中の一人が俺に寄ってくる。

今度は手で追い払えないな。


北区で俺に声をかけてきた男。



「旦那!」

壮年の強面。以前の俺なら絶対知らん顔してたね。


「お疲れ様さま。なんだこの木材は」


「北の整地で木材が余るんで、こっちでも使おうと思ってね」

「それは良いけど乾燥とかしないと使えないんじゃ」



見た感じ、切り立てだまだ丸太と言える。


「俺も不思議なんですがね。魔法使いがいるとかなんとかイーゼル嬢が…」



俺もコンノも首をひねる。

なんのことだかわからない。



完全な木材置き場に化していく場所へ

メイド姿の二人が歩いてくる。


金髪長身ポニーテールと小柄の金髪ボブショート

ともに目は赤い。


その姿にコンノは固まる。


大丈夫だあれは、俺の嫁ことアッシュとヴェル。





「セトどうしたの?」


ヴェルが嬉しそうに寄ってくる。


アッシュは丸太の位置を見て、強面集団に指示を出してる。

なんか組み替えてるな。



「散歩と言う名の視察」


「セトらしいわね」



ヴェルが腕を組んでくる。

コンノがそれを見てギョッとする。


「旦那。ブラッドレインともお知り合いで?」


「俺の嫁だ」


コンノのがさらに固まったな。



「大丈夫よ。あなた達はもう対象外」



ヴェルが少しイタズラな笑顔をする。


「知り合いか?」

「コンノの奥さんとちょっと殺し合ったことがあってね」



「何?その物騒な話。初耳」


「私もコンノ達がいるの今知ったもの」


「じゃあなんでここに」


「イーゼルが木材乾燥させろってさ」



イーゼル……アッシュとヴェルの憧れてるようだったのに、立ってるものなんでも使うな。



いや違うな。コンノの奥さんの話だ。


「コンノの話少し聞いたんだが、人外で一度消えたって、でコンノが追ってヨリを戻したって聞いたけど?」


「そうね、消えたというか別の街滅ぼしかねなかったけどね」


俺の疑問顔にコンノが話しかける。



「うちのカミさん。キツネの化身というか。九尾の狐ってやつでして」



とんでもないの来たな。


何、それが娼館宿始めるの?

うちの国も滅ぶの?






そんな俺の心配をよそに、

アッシュが炎で木材を乾燥し始め、その様子に強面達が感嘆の声を挙げていた。


ヴェルが焼き加減、いや乾燥の様子をアッシュに伝えている。


いや、アッシュとヴェルあとで説明してよ。

お願い。






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