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最強スケルトンに恋をした ~嫁達が強すぎて魔王認定されました~  作者: Hike技研
魔王城完成 そして

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帰宅 イーゼル宣言

「まずは無事帰還おめでとう」


セラとルナが執務室で俺を出迎える。

心配はしていたんだな。


だが、すぐ離れて俺と向き合う。


「それで、どうする気?」


「今回は俺のせいじゃないと思うぞ」


フィーナがイーゼルに魔王城を案内している間、執務室でセラに詰め寄られる。


「彼女は、サウロノア。つまり大教会の重要人物だ」

「らしいな」


「アレクも、止めない。まぁ敵国が敵国らしい方が彼には都合がいいのか」

セラが肩を落とす。


「それで、孤児院の子はどうするの」

「しばらくは街に慣れてもらって、職人街を回らせようと思う」


セラが驚くが、ルナは一旦俺を見るが、すぐ書類に目を落とす。

「働かせるの?あの子たちを」


「本格的に働くかは、まだわからないけどな」


「考えてるのか、考えてないのかわからないわね」

「考えてるよ。働ける場所、勉強する場所が必要だ。しばらくは寝床も食事も用意するよ」


「あなたもしてきたように?」

「そうだな、俺はドンケンに世話になってどうにか生きてきた」


「まぁいいわ。そのあたりは、あの子。イーゼルも絡むのでしょ」


「聖撃の補佐で動けるらしいからな。その辺はフィーナに判断してもらう」


さて、そろそろっと思ったらまた引き止められる。


「ねぇ、婚姻はどうするの」


「魔王城には住ませるけど、そこは保留だ」


「断る気が見えないわね。まぁいいわ」

セラも仕事に戻るようだ。


そう思ったら扉が開きフィーナとイーゼルが顔を出す。


「面白いお城ね。気に入ったわ」

金髪ツインテールを揺らしイーゼルが執務室に入る。


「セラ様お久しぶりです。お世話になります」

「なんだ、知り合いだったか」

「前に、ちょっとね」


「うふふ。セラ様も見染めたセトさんと結婚するとは、

人生、分からないものですね」


「いや、そこはまだ……」


俺が言いよどむと、イーゼルは振り返って笑った。


「大丈夫ですよ。

私はセトさんを気に入っています。

きっと、セトさんも私を気に入りますよ」


どこまでも自信家で、自由奔放なお嬢様だ。


ルナの苦手なタイプのはずだが――

……あれ?

ルナと談笑し始めている。

もしかして、知り合いなのか。


「セラ、前から知り合っていたのか?」


「家同士に親交があってね。

ルナとイーゼルは幼馴染だし、私も多少は知っているよ」


「幼馴染?

でも、ルナとは年齢が……」


「何を言ってるんだい。

あの二人は、同い年だよ」


内心、驚く。

まだ子供だと思っていた。


「セト様。

もしかして、私のことを子供扱いしていましたか?」


……聞かれていたか。

イーゼルは、少し意地悪そうに笑う。

外見で判断されるのは、慣れているらしい。


「改めまして。

イーゼル・サウロノア。

嫁入りを前提に、魔王城へ参りました」


否定を許さない、はっきりとした宣言。


ルナとフィーナは、少し驚きながらも祝福している。

セラだけが、どこか複雑そうな顔をしていた。


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