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最強スケルトンに恋をした ~嫁達が強すぎて魔王認定されました~  作者: HK技研
魔王城完成 そして

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煌めく夜空 狂乱再び

完全に日没した。一旦はセレモニーとしての建国祭は終わり。


狂乱が再び始まろうとしていた。




フィーナとモウラが立ち上げ、聖撃は協力という立場になっているが、

一言で言えば聖撃の悪ふざけ。


ステゴロ大会。




モウラが輝く金の刺繍を入れた、濃い赤のマントを羽織り、闘技場の中央に立つ。


「前回の戦いに魅せられたもの!俺の方が!私の方が強い!

そんな気持ちを持つものもいるでしょう」


いつもより演技が過剰なモウラ。

静かに横に立つリザ。


モウラが、マントに手をかけマントを脱ぐ。


いつものビキニアーマーとはまた違うが、モウラの肉体を美しく見せる。

戦いの衣装。


観客が足踏みを始める。


「第二回!ステゴロ改!スターダスト!!」


その言葉と共に、太鼓が打ち鳴らされる。


観客の足踏みが、揃い始める。


「まとめて!かかってこいや!!」



狂乱の夜が始まる。






入場門から屈強な男が二人登場。

冒険者ギルドからの協力者と聞いていたが、



赤と黒の衣装。

いや、ブーメランパンツ一枚。


想像と違う。


屈強な肉体。冒険者上がりか、少し年齢はいってるが、無数の傷跡が

これまでの経験を物語る。


子供が一目で泣き出しそうな面構え。



そして祭り好きが選ばれた。



モウラの魅せる戦いが始まる。


モウラの後ろにリザが歩み寄ると。

リザもマントを脱ぐ。


以前のラウンドガールではない。


戦う衣装。ビキニのような戦闘服。



民衆の驚きの声が上がる。


「あの子も戦えるのか?」

ざわつく民衆。


戦いの火蓋は、みんなが注目していたリザが切った。


開始のドラの音と同時に、リザの回転後ろ回し蹴り。


黒ビキニの腕でガードされたが、その打撃音は威力を感じさせる。


「リザ、いつの間に強くなったんだ」

俺の疑問に、フィーナがニヤニヤしている。


「あれは対戦相手の技術もあるんですよ。音も見せ方もですね」

「魅せる戦いってやつか」


「そうですね。でも、偽物だけでは誤魔化せないので」


その言葉の最中に、モウラが飛ぶ。

両足を揃えて赤ブーメランに蹴りをかます。

耐える、赤ブーメランだが、そこにまさかの二連撃目。


赤ブーメランが倒れると、歓声がひときわ大きくなった。


「モウラさんの技も魅せることで、リザさんも戦えるように見えるわけです」

「あの二人は?」


「冒険者を引退した方なんですが、こういったお祭りが好きな方で快く強力してくれました」

「どおりで、すごい体してるものな」

「セトさんも鍛えますか?」


マグナスやディグも、年齢の割にすごい筋肉している。

まぁ、正直、憧れないわけではない。

フィーナが前のめりになる。


「いや、ほどほどで」


そんな会話の中。モウラがツープラトンで投げつけられてる。


「おすすめなんですけどね」


モウラがラリアートで二人同時に沈めた後、

リザとモウラのボディープレス。


どうやら、最初の戦いが終わったようだ。


歓声に応え、手を振る二人。




マグナスが準備運動を始めている。

ノアの聖撃大司教、孤児院理事長。

夜のオカマ。


肩書きがおかしいが、さらに、一宗教を個人の財産で立ち上げたほどの元冒険者。


その男が、聖職者の衣服の上に、鉄の手甲とブーツを身につけ闘技場へ中央へ歩き出す。


冒険者の時は剣士として、有名だったが、宗教家になり剣を置き。

拳を鍛え上げ。フィーナを宗教家としても拳の勇者としても鍛え上げた。


ヤマ・ド・マグナス 


歩く筋肉。



そして対戦相手は、


あらゆる武器を使いこなし、百年無敗の剣士。


うちの第一嫁!


最強スケルトン レンだ。


ハルバートを手にし、マグナスを待つ。


ステゴロ大会は武器なしだったので、レンは出られなかったからな。

待ち焦がれた戦い。そして、十分すぎるほどの強敵。

レンの目が、マグナスを真っ直ぐに捉える。



そして、歩くマグナスの元に、ドンケン達職人集団が数人で剣を運ぶ。

常人より力があるドワーフでも数人がかりで運ぶ剣を


マグナスは片手で持ち上げる。


それは、剣と呼ぶにはあまりにも


無骨な鉄の塊。


一振り


そして両手に持ち直し、数度ふる。

空気が震える。


申し訳程度に磨がれた刃は、人を切り裂くものではない。

叩き潰す。


筋肉の塊が鉄の塊を振り回す。

人でもモンスターでも、あれの前には立ちたくないだろう。


だが、レンは


いや?


目を、輝かせているな。

戦いが待ち遠しいのか、それとも、あの鉄塊を使ってみたいだけか。



「マグナス様が、剣を置いた理由なんですが」

フィーナまで、目を輝かせている。


「聖職者が刃物を嫌うから、じゃないのか?」


「それも間違いではないのですが、筋肉に耐えられる武器が無かったのと、携帯性の問題です」


……ああ、確かに。


今持っているあの剣ですら、冒険に持ち運ぶような代物じゃない。


「今日のマグナス様は、強いですよ」


「レンよりも、か?」




長く冒険者をやっていたのなら、レンとも戦ったことがあるかもしれない。



だが、レンは無敗だ。


つまり



「今日は、勝たせてもらう!最強スケルトン!」


マグナスの宣言を合図に

戦いは始まった。

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