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僕の愛しい吸血姫  作者: 大成ケンジ
第二幕―最強の妖魔――
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第一章 学校デビュー【4】

しかし、ここでさらに僕の秘密やらを追及されても敵わない。



今は響子に、さっき僕が思ったことを言っておくか。



僕は、はぁ、とため息を吐いてから、



「その、なんだ。アリーシアは僕のこと、どう思ってるのかな、なんて思ったりしていただけだよ」



と言うと、響子は蔑むような眼差しを眼鏡の奥に見せて、言う。



「このロリコンが」



「わかっていた返答をありがとう」



こうなることはおおよそ予想できていたのに。



だから、言わないでおこうとしたのに。



「どんだけ好きなんですか。もうあれですか。ストーカーの領域ですか」



「違うよ! 僕の気持ちはあくまで純粋なものだよ!」



「はいはい。みんな最初はそう言うんですよ。どうせ、体目当てなんですよね?」



「いやいや、体だけなら李桜でお願いしますだよ!」



……。



居間が、凍りついた。



「……アリーシアさんには、黙っておきましょう」



「お願いします」



さすがの響子もドン引きだったらしく、僕に同情の眼差しを向けていた。



うぅ、僕はバカだ。



いくら本当のこととはいえ、それを口に出してしまうなんて。



そりゃ、アリーシアは魅力的だ。



でも、李桜の体はもっと魅力的なんだよ。



だって、おっぱいが大きいんだもん。



僕だって男だ。



ひとりの、おっぱいを追い求める、男なのだ。



その僕の前に、あんな大きなものを晒した李桜が悪い。



しかし、そんなものは言い訳にもならないだろう。



もし、今の発言がアリーシアに聞かれでもしたのなら、僕はいったいどうなっていただろう。



……うん、ビリビリなっちゃうね、僕。






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