イベント前のひととき
「あれで英雄譚級ですか?年代記級で良いんじゃないですかね?」
「いやいや、誰があんな差し込みでメタれるんだよ」
実際、相手の必殺技をひたすらキャンセルする様なハメ技で完封した訳で、フリーに撃たせてたら確かにちょっとは面倒だったかも?ツッコむ犬飼先輩の裏で設計者らしき獣部の方が頭を抱えていた。
「というか公開イベントでいきなりあのレベル出すんですか?」
「流石にオフイベでは出さんよ。あれはCBT期間中のラスボス的なやつ」
(公開イベントの最終調整とか言いつつ呼んだくせに出さないモンスター狩らせやがって)と内心思いつつも一旦スルーした。
因みに公開イベント当日はコボルト(日常級)が相手で侍コボルト(噂話級)がボスらしい。(でしょうね!)
その後は他職業でも歴戦の犬将軍を狩りつつ、余った時間で ARコボルトを見せてもらったりした。
夕焼けも見える頃、如月世界は帰路につく。
いつもの電車で揺られながら、今日見せてもらったARコボルトを思い浮かべてふと思う。ARでモンスター見れるならそのうちARでモンスターと戦える日が来るのかな?
仮に戦えてもVRの様には身体的に無理だろうなと諦め、それでもこの現実世界にダンジョンを創れないかと妄想するのであった。
明日はいよいよ公開イベント当日。
そういえばやけに定時帰りが多かったな…。
いよいよ10話目になりますね。
何となく書きたい書きたいが先行して文脈とか終わってる時あるけど許してくださいね?




