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今はまだない「交響組曲『戦犯の孫』ヘ短調」楽曲解説  作者: ふたぎ おっと
3章 交響組曲『戦犯の孫』ヘ短調について
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18/23

3‐3.キャラクターモチーフ~世界の音~

 「交響組曲『戦犯の孫』ヘ短調」(※実在しません)のモチーフについて。

 アロイスまで話しました。


◆前回までのおさらい~~~~

 *ブランカのモチーフ

 調:ヘ短調(F moll)

 感情次第ではF#もF♭も。

 ブランカの日常:6/8系(忙しなさと揺れ)

 ブランカの感情:2/2系(叶わない夢への切望)


 *ヴォルフのモチーフ

 基本:ト(G)

 ヴォルフのタタタタ:本質 2/4系のト短調(G moll/走りながら考える推進力と土臭さ)

 ヴォルフのタータ:包容力 6/8系のト長調(G dur/安心感)

 担当楽器:チェロかファゴット


 *ブランカとヴォルフのロンド

 6/8系のクエスチョン・アンサー系語り合い

 ヴォルフはGdur で励まし、G♭(=F#)に降りる

 ブランカはFmollで臆病になりながら、F#に引っ張られる

 二人で一緒に揺れる(As mollので繊細で空気の濃い優しい音楽)

 ブランカはコンサートマスター (バイオリンソロ)、ヴォルフはチェロソロ


 *祖父のモチーフ

 ミラシミレ/ミラシミドの通奏低音

 低音楽器でオルガン感を作る。

 祖父のモチーフに各モチーフを重ねることで、世界への影響力を作る。


 *フィルマンのモチーフ

 9/8のニ長調(D dur)の優雅なワルツ

 イングリッシュホルンがフィルマン本体

 フルートでフィルマンの正体を隠す

 弦の一列目でフィルマンの仮面を作る

 単旋律のフーガから旋律が三分裂する。

 ブランカのFに絡みにいく。

 ファゴットが正体を知っている。


 *ギュンターのモチーフ

 低弦・ティンパニー・バスドラムのダッダッダッダ

 中高弦・スネアドラムのギャンッギャンッギャンッギャンッ

 木管・ホルン・チューバの中低音伸ばし

 トランペット・トロンボーンのお出まし


 *アロイスのモチーフ

 4/4のハ長調(C Dur)

 前向きな八分音符か十六分音符の旋律を、重さで表現し分ける

 厚かましさ:弦のピッチカート+木管のスタッカート

 大人なアロイス:スラ―多め、流れる感じ

 地下組織のリーダー:スラ―少なめマルカート

 地下組織リーダーの最終形:ペザンテな全テヌートの三連符で、全てをCdurに引っ張る。

~~~~~おさらい終わり


 これで主要メンバーは揃いました。

 あとはキャラクターというか、世界を構成するモチーフだけ話しておきます。


◆生活のモチーフ

 麦や川ですね。

 麦を表すなら、チェロとヴィオラのレラレラ系がいいと思うのです。規則的にそよいでいる感じ。

 それから川は、高弦のトレモロとフルート・クラリネットのロングトーン。

 ここに風を入れるなら、ホルンあたりにお願いしましょうか。

 この動きが和声 (ハーモニー)で聞こえてくると、安心感のある心地よい世界の音、になるかと思います。



◆戦争のモチーフ

 具体的な音の流れがあるわけではないんですが、おそらく十六分音符の細かく激しい動きに、ダッダッダッダが重なるイメージです。

 これはある種、ギュンターのリズム系と共通すると思います。

 一方で、アロイスのテーマやヴォルフのテーマとも区別はつけたいところですね。



 ひとまずモチーフ設計的には以上になります。

 このモチーフを配置しながら、曲を作っていく感じになります。


 しかしすごい!

 全部妄想なのにめっちゃ形がある!

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