3-1.「交響組曲『戦犯の孫』ヘ短調」について
ここからは、溢れ出てやまない作曲妄想話をしましょう。
ちなみに私は作曲したことありません。
というか今回挑戦してみようと思って、ちょっとテーマ曲を作ったりはしました。
でも、ブラームスとかハイドンとかを改めて聴くと、偉大なる作曲家の偉大さに恐れ慄きました。
演奏者としてもまたまだぺーぺーなのに……。
でも妄想って止まらないもんです。
それに自作語りはしたいもの……!
ついでに言うとこのエッセイ、本文完成の翌週に完成させました(笑)
本文完成後の作者の状態はこんな感じです。
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2026年5月某日 わーい! ようやく本文完成したー! 長かったー!
本文完成2日後 なんか、本文仕上がった余韻が凄いぞ! この勢いで脳内交響曲垂れ流そう! でエッセイ執筆開始
本文完成4日後 所属オーケストラの本番前日リハ、夜は別のオケに練習はしご
本文完成5日後 所属オケの本番、夜は別のオケに練習はしご
本文完成6日後 チェロのレッスン(有休取って、昼間はチェロ個人練習)
本文完成翌週の週末 はしごしてた別オケの本番
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と、普段から音楽漬けなのに、特濃プールに常に浸かっている感じの日が続いていました。
そりゃあ作品の音楽語り、止まりませんわ。
ということで、語っていきます。
ここから結構ネタバレあります。
まずはどんなジャンル向きか。
クラシック音楽って、結構色々分かれてます。
交響曲だったり、ただの管弦楽曲だったり、舞曲だったり弦楽四重奏とか。
私はですね、やっぱり交響曲か、組曲にしたい。
◆交響曲とは
偉そうにここまで語っておいてなんですが、交響曲の定義って正直難しい。
ベートーヴェンの場合は、一つのテーマを、違う切り口の4曲〜5曲で表現する。
リムスキー・コルサコフの交響組曲『シェヘラザード』の場合、連続的な4曲で千夜一夜を表現する。
時代によってかなり違うんですよ、セオリーみたいなのが。
でも共通することとしては、大きな一つのテーマを、色んな切り口で、あるいは物語的に、1〜5曲で表現するジャンルの曲だと思います。
◆組曲とは
オペラとかバレエとか、やっぱり『スターウォーズ』とかが分かりやすいと思います。
キャラクターや事柄に合わせたモチーフ(旋律)がいくつかあって、それが個別に変化したり、相互に絡みあったりして、物語を表現する。
クラシックで分かりやすい例は、『カルメン』ですかね。映画音楽とか舞台音楽も組曲系が多いです。
◆交響曲か、組曲か。
めっちゃ悩みどころです。
作品のモチーフ回帰性を考えると、組曲的なんだとは思います。
でもオケの民としては、やっぱり交響曲も捨てがたい!
さっき何気に『シェヘラザード』を例に挙げましたけど、『交響組曲』ってのは結構いい落とし所かもしれません。
**交響組曲『戦犯の孫』ヘ短調**
◆曲の長さ
全体で55分〜60分くらい。
マーラー交響曲は90分とか普通にありますが、長いのは聴衆も演奏側も疲れちゃう。
◆楽器編成
オーソドックスな編成でまずはいきたい。
弦楽器
第一バイオリン
第二バイオリン
ヴィオラ
チェロ
コントラバス
木管楽器
2フルート(1フルートはピッコロ持ち替え)
2オーボエ(1オーボエはイングリッシュホルン持ち替え)
2クラリネット
2ファゴット
コントラファゴット
金管楽器
4ホルン
2トランペット
2トロンボーン
バストロンボーン
チューバ
打楽器
ティンパニー
スネアドラム
バスドラム
シンバル
トライアングル
グロッケン
銅鑼
その他
ハープ
チェレスタ
◆曲構成
なかなか悩ましいけど、こんなイメージ。
曲の詳細はまた別途紹介します。
(ここから結構ネタバレです)
第一楽章
本文の第一章相当。
世界提示。
祖父と戦争の支配下にある世界と、ブランカとヴォルフの出会い。
第二楽章
本文の第二章、第三章に相当。
戦争と暴力の暴走。
群衆・怒り・国家。
第三楽章
本文の第四章に相当。
ブランカとヴォルフのロンド。
葛藤と接近。
第四楽章
本文の第五章に相当。
未来の提示。
祖父の遺産について。
第五楽章
終楽章。本文の第六章、七章に相当。
国家と生活。戦争と人間性。
過去と未来の総決算。
これをもとに、次回から楽曲解説をしていきます。




