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天才パンダのエッセイ※本物のミステリー!考え過ぎて頭痛患者勃発!血液型分布図と民俗学。塩分と世界平和。ゲームと脳科学  作者: ヘタレパンダ


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チャッピーによる天才パンダのエッセイの目録? 12話 宗教

チャッピーによる天才パンダのエッセイの目録? 12話


本エッセイの解読 第12話

世界をより良くするゲーム。宗教は応用できるのか?


今回は、


【世界をより良くするゲーム】


です。


パンダは以前から、


世界をより良くするにはどうしたらいいのか、


ということを考えています。


戦争を減らす。


貧困を減らす。


病気を減らす。


人間がなるべく幸せに暮らせるようにする。


でも、


一人だけ幸せになって、


別の誰かがものすごく不幸になるなら、


それで本当に世界が良くなったと言えるのか。


今だけ良くなって、


100年後の人間が困るなら、


それでいいのか。


人間だけ幸せになって、


地球そのものを壊してしまったら、


それで成功なのか。


こういうことを、


パンダはゲームのように考えています。


だから、


【世界をより良くするゲーム】


です。


別に、


本当にテレビゲームを作る、


という意味ではありません。


世界には問題がある。


では、


どうすれば少し良くなる?


案を考える。


別の問題が出る。


だったら修正する。


また試す。


さらに問題が出たら、


また考える。


終わりのない、


巨大なシミュレーションゲームみたいなものです。


そして、


このゲームを考えていると、


どうしても宗教にぶつかります。


なぜなら宗教は、


何千年も前から、


似た問題を考えているからです。


人間はどう生きるべきなのか。


人を殺してはいけないのはなぜか。


欲望をどう扱うのか。


苦しんでいる人をどう助けるのか。


富をどう扱うのか。


家族とは何か。


共同体とは何か。


死とは何か。


幸福とは何か。


善とは何か。


悪とは何か。


これ、


ものすごい量の人間が、


何千年も考えてきたデータですよね。


だったら。


全部捨てる必要ある?


と、


パンダは思うわけです。


かといって、


一つの宗教を丸ごとそのまま採用する必要もない。


キリスト教。


イスラム教。


仏教。


ヒンドゥー教。


ユダヤ教。


道教。


儒教。


神道。


その他、


世界中のいろいろな思想や宗教。


それぞれ、


長い時間をかけて、


人間について考えてきた。


だったら、


比較すればいい。


この宗教の、


ここは使える。


この考え方は、


今でもかなり重要。


でも、


この部分は、


現在の社会では問題が起きる。


この部分は、


当時の社会では必要だったのかもしれないけれど、


今は別の方法がある。


そして、


宗教だけでは分からなかった部分には、


現代の科学を入れる。


医学。


心理学。


脳科学。


経済学。


社会学。


政治学。


統計学。


環境科学。


歴史。


全部使う。


それで、


もう一度考える。


【どうしたら人間は、できるだけ幸せに生きられるのか?】


これが、


パンダの、


世界をより良くするゲームです。


ここで最初に、


かなり重要なことを言います。


これは、


【新しい宗教を作る】


という話ではありません。


神様を決める必要もない。


教祖もいらない。


聖典もいらない。


「パンダの言ったことは絶対に正しい」


なんてルールもいらない。


むしろ、


逆です。


間違っていたら、


直せばいい。


もっと良い方法が見つかったら、


交換すればいい。


新しい研究が出たら、


更新すればいい。


だから、


宗教というより、


【人類が今まで作ってきた知恵を使った応用思考】


に近い。


では。


こんな考え方って、


研究の世界にはあるのでしょうか?


調べてみると、


ありました。


もちろん、


「世界をより良くするゲーム」


という名前ではありません。


でも、


複数の宗教を比較して、


それぞれの倫理思想を対話させる、


【比較宗教倫理】


という研究分野があります。


Oxford Academicには、


異なる宗教伝統を比較することで、


一つの宗教だけでは見えなかった倫理的な問題を考える、


比較宗教倫理についての研究があります。


研究者たちは、


単純に、


「どの宗教が一番正しいか」


を決めるのではありません。


違う伝統を並べ、


比較することで、


それぞれの考え方の特徴や限界、


共通する問題を見つけようとしています。 (OUP Academic)


さらに、


仏教とキリスト教を対話させて、


幸福。


苦しみ。


善。


自然。


人間が良く生きること。


こうした問題を比較する研究もあります。 (OUP Academic)


つまり、


【宗教Aか宗教Bか】


ではなく、


【宗教Aと宗教Bを会話させたら何が見える?】


という研究です。


これ、


パンダの発想にかなり近い。


ただし、


パンダの場合は、


そこで終わらない。


宗教A。


宗教B。


宗教C。


さらに、


科学。


医学。


経済。


社会制度。


歴史。


全部持ってくる。


そして、


「現在の社会で実際に使うならどうする?」


まで考える。


ここは、


少し違います。


そして、


11話で出てきた、


【human flourishing】


人間がより良く生きる、


という考え方。


これも、


今回かなり関係します。


2024年には、


宗教学や神学とhuman flourishingを正面から扱った研究書まで出版されています。


宗教を、


単に、


「神を信じるかどうか」


だけではなく、


人間の幸福。


人生の意味。


良い人生。


ケア。


教育。


社会。


こうした問題と結びつけて考えています。 (OUP Academic)


さらに面白いのが、


比較宗教倫理の環境研究です。


Oxford University Pressから、


『That All May Flourish』


という本が出ています。


題名をかなり直訳すると、


【すべてのものが栄えるために】


です。


そこでは、


複数の宗教伝統を使って、


人間が繁栄すること。


自然が繁栄すること。


その両方をどう両立するか、


という問題を考えています。


人間だけ豊かになればいい、


ではありません。


ある人間だけ豊かになればいい、


でもない。


誰の幸福なのか。


その幸福の代償を誰が払うのか。


自然環境を壊してまで、


それを幸福と呼べるのか。


そこまで考えます。 (OUP Academic)


あれ?


世界をより良くするゲームに、


かなり近くない?


パンダも、


一人だけ得をして、


他の人が全部損をする社会を、


「成功」


とは考えません。


だから、


以前から、


5対5。


みたいなことも考えている。


どちらかが、


10対0で全部取る。


そうすると、


負けた側が怒る。


また争いになる。


だったら、


双方が納得できるところを探す。


これは後で、


信長の野望論でも詳しくやります。


宗教についても、


同じだと思うんです。


一つの宗教が、


「うちだけ全部正しい」


となった瞬間に、


他の宗教とぶつかる可能性が出る。


だったら、


まず、


何が共通しているのかを見る。


人をむやみに殺さない。


他人を助ける。


欲望を制御する。


家族や共同体を大事にする。


困っている人を助ける。


嘘や盗みを戒める。


こうした倫理は、


表現や理由は違っても、


複数の宗教に現れます。


でも、


全部同じではありません。


ここが大事。


宗教を全部混ぜて、


「全部同じこと言ってます!」


にしてはいけない。


違います。


神についての考え方も違う。


死後についても違う。


男女についても違う。


食事についても違う。


財産についても違う。


戦争についても違う。


社会制度についても違う。


だから、


比較する意味がある。


同じなら、


比較する必要ありません。


違うから、


「なぜ違うの?」


と考えられる。


例えば、


ある宗教のルールが、


2000年前の砂漠社会では、


かなり合理的だったとする。


でも、


現在の東京で、


全く同じ理由が成立するのか。


そこを考える。


逆に、


2000年前に作られたルールなのに、


現代の心理学から見ても、


「これ結構合理的じゃん」


となるものもあるかもしれない。


だったら残す。


これが、


パンダの言う、


【応用思考】


です。


昔の人が間違っていた。


だから全部捨てる。


ではない。


昔の人が言った。


だから全部守る。


でもない。


【なぜ、その答えになったの?】


を考える。


そして、


現代の条件に置き換える。


これ、


かなり大事だと思っています。


さらに。


宗教には、


良い面だけではありません。


宗教研究でも、


宗教が人間のflourishingに貢献する可能性だけでなく、


人を苦しめたり、


分断したりする、


いわゆる宗教の「dark side」も研究されています。 (OUP Academic)


ここも、


見ないふりをしたら駄目です。


宗教が、


人を救った例。


人を支えた例。


共同体を作った例。


人生に意味を与えた例。


これは見る。


でも同時に、


宗教が、


人を苦しめた例。


権力に利用された例。


異なる人を排除した例。


恐怖で人を縛った例。


そういうものも見る。


そして考える。


【なぜ、そうなったの?】


教えそのものに問題があった?


解釈に問題があった?


権力者が利用した?


時代が変わったのに、


ルールだけ残った?


集団が大きくなりすぎた?


ここを分析する。


そして、


同じ失敗をしない仕組みを考える。


これも、


世界をより良くするゲームです。


だから、


パンダの考え方では、


昔の宗教の失敗も、


無駄ではありません。


成功もデータ。


失敗もデータ。


2000年間やって、


うまくいったこと。


2000年間やって、


問題になったこと。


両方、


次に使えばいい。


人類、


ものすごい量の実験をしてきたじゃん。


だったら、


データ捨てたらもったいなくない?


と、


パンダは思います。


そして、


もう一つ。


パンダの世界をより良くするゲームには、


たぶん、


絶対に必要なルールがあります。


【更新できること】


です。


ここが宗教とは、


かなり違うところかもしれません。


聖典の場合、


「2026年版にアップデートしました」


とは、


普通なりません。


でも科学は、


更新される。


昔は正しいと思っていた。


新しい証拠が出た。


じゃあ修正する。


世界をより良くするゲームも、


そっちでいいと思っています。


例えば、


ある政策を考えた。


理屈では、


みんな幸せになると思った。


でも実際にやったら、


困る人が増えた。


だったら、


「パンダが考えたから正しい!」


と言って続けるのではなく、


やめる。


修正する。


もう一回考える。


逆に、


宗教に書かれていた考えを、


科学的に調べたら、


本当に人間の幸福に役立つ可能性が出てきた。


だったら、


宗教だから、


という理由で捨てない。


使えばいい。


宗教。


科学。


哲学。


経済学。


歴史。


全部、


人間が世界を理解しようとして作ってきたものです。


だったら、


必要なところを、


つなげればいい。


ここで、


パンダは思います。


もしかしたら、


世界をより良くするゲームって、


ものすごく単純なのかもしれない。


最終問題は、


一個しかない。


【どうしたら、みんなが今より少し幸せになれる?】


もちろん、


「みんな」


が難しい。


人間Aの幸福と、


人間Bの幸福がぶつかる。


人間の幸福と、


動物の幸福がぶつかる。


現在の人間の幸福と、


100年後の人間の幸福がぶつかる。


国Aと国Bがぶつかる。


だから、


ゲームになる。


簡単に正解が出ない。


でも。


正解が難しいから、


考えなくていい、


にはならない。


少しでも、


10対0より、


5対5に近づける。


マイナス10対マイナス10になるなら、


マイナス3対マイナス3にできないか考える。


誰か一人だけ救うのではなく、


もう少し広く救えないか考える。


そして、


結果を見る。


また修正する。


それを繰り返す。


これが、


パンダの、


世界をより良くするゲームです。


今回の判定。


【パンダの考え】


世界中の宗教を、


正しいか間違っているかだけで判断するのではなく、


そこに蓄積された、


人間の幸福。


倫理。


欲望。


共同体。


死。


苦しみ。


助け合い。


などについての知恵を比較する。


良い部分は利用する。


問題が起きた部分は、


なぜ問題が起きたのか分析する。


足りない部分は、


現代の科学や社会科学で補う。


その上で、


現在の人間がどうすれば、


できるだけ幸せに生きられるか考える。


【これは宗教なのか?】


パンダ自身の定義では、


宗教ではない。


特定の神への信仰。


教祖。


絶対的な聖典。


絶対に変更できない教義。


そういうものを必要としていない。


【近い研究分野】


あり。


比較宗教倫理。


human flourishing。


宗教と幸福。


宗教間対話。


倫理学。


社会科学。


など複数の分野と重なる。


【先行研究との一致】


異なる宗教伝統を比較し、


一つの伝統だけでは見えにくい倫理問題を考える研究は存在する。


また、


複数の宗教から、


人間や自然のflourishingを考える研究も存在する。


【パンダ独自の部分】


宗教だけで完結させず、


医学。


科学。


経済。


社会制度。


歴史。


などを一緒に使い、


実際の社会問題の解決策を、


更新可能な形で考え続けること。


【重要なルール】


絶対に正しい答えを最初から置かない。


結果が悪ければ修正する。


新しい情報が出たら更新する。


誰かの幸福のために、


別の誰かへ巨大な不幸を押し付けていないか確認する。


【分類】


既存宗教の創設ではない。


比較宗教倫理やhuman flourishingなどの考え方を、


さらに社会問題解決へ応用した、


パンダ式の思考ゲーム。


とりあえず、


そんなところだと思います。


しかし。


人類、


何千年も宗教について考えてきたんだから。


そろそろ、


「どれが正しい宗教でしょう?」


だけじゃなくて、


「全部読んだら、何が使える?」


って考えてもいいんじゃないの?


仏教から一個。


キリスト教から一個。


イスラム教から一個。


神道から一個。


科学から一個。


経済学から一個。


心理学から一個。


それを組み合わせたら、


前よりちょっとマシな答えができるかもしれない。


そして、


間違っていたら、


また直せばいい。


パンダとしては、


神様がいるなら、


「私の宗教以外を読むな!」


より、


「そこまで調べたなら、ちゃんと人間を幸せにするのに使えよ」


くらい言うんじゃないかな、


と思っています。


もちろん。


また神様本人に、


インタビューしたわけではありません。


でもパンダは、


今日も、


世界をより良くするゲームを続けます。


クリア条件?


まだ分かりません。


たぶん、


人類が生きている限り、


エンディングのないゲームです。

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