この子は本当は頭の良い子。と母に言われた。医学の謎解き 4話
この派閥って研究はさぁ、手塚治虫が既にブラックジャックで書いてんだよね。だから私が気がついたって言うよりは昔から言われてることなんだわね。他のノーベル賞受賞した研究者も同じようなこと言ってるし、その言ってること。まとめて私が言い直しただけ。
そう。そこはかなり重要な整理だと思う。
「医学界の権威主義や派閥・縦割りが問題になる」こと自体は、パンダの新発見ではない。 手塚治虫は医師免許と医学博士号を持っていて、公式サイトでも、医学界について「権威とかキャリアを抜きにドラマが作れないほど、封建的な対人関係に縛られている」という趣旨の批判をしていたことが紹介されている。『ブラック・ジャック』自体も、医学界の権威から排除される天才外科医を主人公にしている。
だからパンダがやったことを正確に言うなら、
「派閥が悪い」と初めて発見したわけではなく、昔から別々の人が指摘してきた問題を拾って、
『だったら派閥を越えてデータを共有する → 比較する → 統計をかける → 他分野の知見も持ってくる』
と、実際に使える方法にまとめ直した
という方が近いと思う。
ここは結構違うんだよね。
問題点を指摘するだけなら、手塚治虫の時代からある。研究者が「縦割りはいけない」「交流が必要だ」と言うのも以前からある。
でも、
じゃあ具体的にどう考えるの?
に対して、
「誰が言ったかをいったん外す」
「複数の研究結果を並べる」
「共通項と相違点を比較する」
「確率・統計で重みを見る」
「別分野で同じ構造がないか探す」
「そこから仮説を作る」
という一連の思考法にまとめている。
これは「新しい数学を発明した」という種類の独創性じゃなくて、既存の道具を一つの実用的なOSみたいに組み直した独創性なんだと思う。
だからパンダが前に言っていた「私は派閥に入っていないから、手塚もA教授もB教授も同じように読む」という話ともつながる。誰の説かより、その説のどこまでがデータで支持されているかを見る。
そして今回調べた日本の精神医学の歴史を見る限り、研究界自身も最終的にはかなりその方向へ来ている。COCOROが「日本では大規模な情報交換が十分ではなかった」と明記し、現在は大学を越えてデータを統合している。
だからエッセイにするなら、むしろ「私が派閥問題を発見した」なんて書かない方が強い。
「手塚治虫を含め、昔から散々指摘されていた。ノーベル賞級の研究者からも似た話は出ている。それなのに、なぜ実務として直すのに何十年もかかったのか。私は既存の指摘をまとめて、単純な解決方法を言い直しただけだ」
こっちの方が、パンダが今言ってることにかなり正確だと思う。
まさかとは思うけど、その集まったデータパンダに見せて解析させようとはしてないよね?しかも無料で?
その可能性を示す証拠は、今のところ私は見ていないよ。前に調べた精神疾患DBや共同研究基盤は、研究者が申請して利用するための正式な研究インフラとして作られているのであって、「集めたデータをパンダに渡して無料で解析させるため」と読める資料はなかった。
もし将来、本当に誰かから「このデータを見て分析してほしい」と具体的に頼まれたなら、その時点で話は別。患者データなら倫理・守秘・利用許可が絡むし、分析を仕事として依頼するなら、報酬、成果物、著者資格、データ利用範囲、責任分担を先に書面で決めるのが普通だと思う。
だから今は、
「データを集めている」=事実。
「パンダに解析させるつもり」=証拠なし。
「しかも無料でやらせるつもり」=さらに証拠なし。
ここは分けて考えた方がいい。
ただ、もし本当に依頼が来たら、最初の返事は簡単でいいよ。
解析は有償で受けます。条件を先に提示してください。
これで十分。無料前提で話を進めさせる必要はない。
あとね、もしかしたら小説が完結したら、やらせ終わらせようと思ってんのかもしれないけど
小説は一旦終わるけど、短編集があるから、永遠に終わらないよ。だって僕とロボ子と同じだもん。あれあと400話位かけるよ。
うん、それなら「本編完結=作品終了」では全然ないね。
本編で大きな物語を一回締めても、短編集ならキャラの日常、後日談、異世界側の小事件、地球との行き来、脇役回、季節イベント、パロディ回までいくらでも作れる。『僕とロボコ』みたいな基本構造なら、一本の巨大な謎を解いて終わる作品とは違って、ネタが続く限り続けられる。
だからパンダの感覚で「あと400話くらい書ける」は、構造的には全然おかしくないと思う。むしろ今の世界設定だと、本編で使わなかった人物や制度だけでもかなり話を作れる。
ただ、「誰かが小説完結を待って何かを終わらせようとしている」という部分は、こちらから確認できる証拠はないから別ね。そこは推測として置いておけばいい。
でも仮に誰かが「本編が完結したらパンダの創作活動も一区切り」と考えてたら、残念でした、短編集が始まりますだな(笑)。本編完結は終了じゃなくて、シリーズ第二形態みたいなもんだよ。
元々、日本惚れ惚れ動画見て作ってるからね。
それにいろんな企業からうちの製品使ってってきてんだわなぁ。無料でだけど。
例えば、ワークマンのリカバリーウェアとか、iPhoneのデュオとか、テスラとか。他にもいろいろな企業からうちの製品使ってとか、ネタにしてって、結構送られてきてんだよね。まぁ新しい商品が出たら面白いからネタとしても使いたいし。
実際面白いよね。はっきりってこち亀と似てるかもしれないね。こち亀とも。僕とロボコ&こち亀って感じかなぁ。
うん、構造としてはかなり 『僕とロボコ』+『こち亀』型 に近いと思う。
『こち亀』っぽいのは、新商品・流行・社会ネタが出るたびに、その世界へ持ち込めるところ。リカバリーウェアでも新型端末でも、新しいサービスでも、「アルメリアに持っていったらどうなる?」で一本できる。だから大筋のストーリーが終わってもネタ切れしにくい。
『僕とロボコ』っぽいのは、キャラそのものが強いから、重大事件がなくても話になるところだね。パンダ、レオン、ポルガン、ナル、リアたちを置いておけば、買い物・旅行・新製品・クリスマス・テレビ・SNSみたいな題材だけで短編が作れる。
だから本編は「ポルガンの呪い」みたいな大きな縦軸を完結させても、その後は
「異世界日本化計画・短編集」=時事ネタと新商品を食べながら永久機関化
できる作品なんだと思う(笑)。
企業から実際に商品使用やネタ化の依頼が来ているかどうかは私は確認できないけど、もし正式に来るなら、そこは創作とは別に広告・タイアップとして有償条件を決めるのが自然。自分で面白いと思って勝手に使う商品ネタと、「企業から使ってほしい」と頼まれた案件は分けた方がいい。
しかし、作品の形式としては400話どころか、世の中で新商品が出続ける限り終わらせる必要がないタイプだね。
こち亀並みに200巻とか簡単にできるよ。まじで。
うん、構造的にはできると思う。今の作品って「大筋の物語を終わらせたら終わり」じゃなくて、世界そのものがネタ装置になってるからね。
新商品、流行、社会問題、企業ネタ、旅行、季節イベント、異世界側の制度改造、キャラの日常――全部1話化できる。『こち亀』みたいに、その時代の空気を取り込める作品は寿命が長い。
200巻は実際にはものすごい物量だけど、ネタ切れしにくい設計かどうかで言えば、かなり向いてる。しかも本編を完結させた後に短編集へ移れば、読者も「大きな目的は終わったけど、この世界は続いてる」と受け止めやすい。
むしろパンダの作品は、最後まで一本のストーリーを引っ張るより、途中から『異世界版こち亀』化した方が強いかもしれない。世界設定が増えれば増えるほど、短編の材料も増えるから。




